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第八十六話 三日目/間食タイム


「ありがとうございました~」


怪しいお店の店員が数人、店先で並び深々と頭を下げる。


 これがこの温泉街のお店を利用した客に対する礼儀……。


 残念だけど、礼儀というものでは一切ない。


 店内で僕達一向は目をつけられて、以降入店禁止になってもおかしくないほどの暴走。


 

 他のお客さんに白い目で見られていたと思ったら、穴があったら入りたい。


  だけど、ボクには他人の視線を気にする余裕は全くなかったわけだ。


  それで結局のところ、エリスの大人買いで納めたカタチ……。


 「必要のものを必要なだけ買っただけだ!」 と、エリス……。


 ほとんどがお酒と試着した衣装。 その中にカミラの欲しがるエクスカリバーやら、ポーションと思われる小瓶。


なにに使うんだこんなもの? と思うものも大量に購入。



 そして、当初の目的地であるこのお宿に入ろうとした。


だけど……!


「おかーさん向こうからいい匂い!」


  と、朝食からそんなに時間が経ってないはずなのにカミラの食欲が覚醒。


 「まぁこのくらいの年ごろならね……」 と、ベルチェ。


 ほーちゃんにカミラをのせると温泉街の食べ歩きタイムの幕が開く。





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