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第八十一話 三日目朝/始まったばかりの罰ゲームの真っ最中。


 バーダックに関してはギルド長のメモしかなかったけど、ベルチェが同行してくれているおかげで凄く助かっている。



 もしもベルチェがいなかったら亡霊団にエリスと引き離されていたかもしれない!


 それに、寝る場所がなくて今頃ビッチョビチョだったのかもしれない。


 もちろんその逆に罰ゲームの女装プレイをしなくて済んだかもしれない。


 「それであの自警団は?」


 「エリスが帽子を脱いで怒涛のクレーム。 このまちを守る立場の人が膝をついて泣き出してかわいそうだった」


 いいお宿を用意してもらうはずが、あまりにずさんだった!


 「亡霊団から没収した馬車一台と馬1頭を没収してやった!」


 そう、それともうひとつ難題があった。 

 もともとベルチェとカミラの馬車だ。


 こっちに関してはボクとエリスに非があるんだけど、ちょ~っとね。


 どうにもならないくらいのションベンまみれにしてしまっていたのだ。


 「馬だけでなく馬車まで! エリス様さすがです!

 

 ベルチェもカミラも馬車に関しては相当悩んでいたからこれで全てまるく収まるはず。




  それから、人通りの多い商店街を人目を気にして抜けた。


 個人的にはこの異世界のアイテム事情を知りたかったけど、それはかなわなかった。 


「プレドちゃーんどうしたの?」 


 周囲の視線を気にしていたボクはなんども立ち止まっては振り返り、辺りを見回していた。


「プレドちゃん! すごくかわいい!」


ブヒヒヒッ! と鼻を鳴らすほーちゃんと綱を握るカミラ。


 「プレドちゃん、もう少し大胆に歩いても大丈夫だぞ」


 クククと笑いながらエリス。


 そんな事言われても、スゥスゥする落ち着きのないおしゃれなロングスカート。


 しかもワンピースで肩にはストールも巻かれ、パンツもなくプランプランの下半身。

 

 ブヒヒヒと笑うように鼻を鳴らすほーちゃん、「プレドちゃんかわいい! お兄ちゃん最高と」


 カミラが訳してくれてるけど笑ってるようにしか聞こえない!


  だけど、周囲からの視線が気になる反面、ベルチェのメイクが完璧なのか、変な目でみられてはいなかった。


「リュウちゃん! 最高よ!」


 ベルチェがプレドちゃんというガールズネームではなくリュウちゃんに格上げしてくる。


 「ここを抜ければ、温泉街だからね! リュウちゃん! ファイト~!」


 「プレドちゃん頑張れ!」


 ベルチェとカミラの応援はあるものの、でもやっぱり恥ずかしいものは恥ずかしい。


 そして! とどめの一言にエリス!


 「伝説の下着! エクスカリバーまでもう少し! リュウちゃんのエクスカリバーがまってるぞ!」

 

 そうだ、この後でぼくはベルチェに装備のコーディネートされつつさらに下着プレイという運命……。



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