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無能だと追放された令嬢、実は世界唯一の「土楼建築士」でした  作者: ☆もも☆


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プロローグ



   挿絵(By みてみん)



円くて、分厚い土の壁に守られた土楼どろう

夏は涼しく、冬はあたたかくて、

夜になると、大地の鼓動みたいな静けさに包まれて眠る毎日。


――あの家は、確かに私を守ってくれていた。


……追い出される、その日までは。


「無能」

「役に立たない」


そう言われながら

土楼の奥の祖堂の掃除をしていた時―


「まったく、最近の人間は落ち着きがないのう」


そう声をかけてきたのは、

祖堂の梁の上から、のそのそと降りてきた一匹の猫だった。


毛並みはふさふさ。

目つきは鋭いのに、どこか眠そう。

そして、やたらと偉そう。


「……猫?」


「失礼な。わしはこの土楼を最初に建てた者の精霊じゃ」


これは――

無能だと追放され、

事件にあって転生した少女、桃花トウファ

口うるさいけれど頼れるお爺ちゃん猫が

理想の土楼を築き直す物語。


土は、嘘をつきません。

そして――

この猫も、多分、あんまり嘘はつきません。





読んで頂き、ありがとうございますm(_ _)m

本日、第3話まで投稿します。

よろしくお願いします☆


明日は、4話と5話を連続で投稿していきます。

12話で完結しますので、よろしかったらブクマをポチッと

して頂けると嬉しいです(*^-^*)


よろしくお願いします☆


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