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主人公というのは力がある者に与えられるのか?それとも、、、

2作品目っす。1作品目は続かなかったんでやめたんすけど、これはめっちゃ練ったので続けますね。

感想待ってます。

 君主とは、王国を治める支配者にして、剣と法をもって国の運命を握る者。その命一つで戦が起こり、また平和が訪れる。忠臣に囲まれながらも孤独に戦う、国家の魂とも言える存在である。世界には11人の君主がいる。

 みんなチート能力持って、人々を助けるために奮闘してる。俺の姉も、そのうちの一人だ。雷撃の君主と言われている。その力に目覚めたのは、昔、俺が車に轢かれそうになった時だった。この世界には、ダンジョンが存在する。それと同時に魔物が存在しており、地球上の人類は全員能力を持っている。君主を姉にもつ俺は、チート能力、、、ということでもなく、最下位能力の冷却。液体や物体の温度を少し下げる便利能力。夏は涼しく、風呂に入るとぬるま湯にしてしまう。そんな俺は、学校では孤立している。俺に関わってくる人間は大体が能力目当てかいじめっ子。

 遠藤 太陽(えんどう たいよう)は、異能県立高校一年A組で威張っている、いわゆるチンピラで気に入らないことがあれば、何かと俺に突っかかってくる。俺の名前を言ってなかったな。俺の名前は九十九 氷河(つくも ひょうが)クラスの隅っこで本を読んでいるが、決してオタクではない。姉オタクというものがあるのなら、オタクかもしれないが。

 ガタッと遠藤がたまたま氷河の机に足をぶつける。舌打ちすると、俺の胸ぐらを掴んで持ち上げる。

「お前、ぶつかったよなぁ?慰謝料だ1万はらえや」遠藤の能力は、着火・燃焼操作。中の下の能力だ。逆らえるはずもなく、お金を出そうと思うが、最近姉ちゃんの誕生日にプレゼントを買ったため、三千円しか入っていない。

「は?足りねぇんだけど?」遠藤は睨みつける。指先に火を灯して近づけてくる。俺は不快感が湧く。俺の能力と正反対でありながら、その上位互換だった遠藤には逆らえなかった。でも、お金がないのは嘘だ。姉ちゃんはハンターとしての仕事で忙しく、あまり家に帰ってこない。そのためか、口座に勝手に金が振り込まれていることがある。俺はそれに手をつけることはできなかった。姉ちゃんが働いて稼いだ金だ。俺が使えるはずのないものだ。

「来週までには、用意するよ。」少し反抗心を持って答えるが、感情が能力として出る。冷え性の遠藤はうざったいように殴ろうとする。だが、そこであの人が来る。

「またいじめられてるの?」隣のクラスの西園寺 凪さんだ。西園寺さんは、イケメンだ、女子だけど。両性にモテている。能力至上主義のこの世界でよく見る主人公のような存在だ。中の上の能力、水幻操流(すいげんそうりゅう)水系ではこの学園一だ。それにクールな雰囲気。俺みたいな人間にも手を差し伸べてくれる、いい人だ。

西園寺さんが差し伸べた手を掴んで起き上がる。眉がちょっと動いた気がするけど、嫌だったのかな、手に触れるの。遠藤はバツが悪そうに、トイレに行ってしまった。

「ありがとう、西園寺さん。」俺は自分の長い前髪から、ちらりと目を合わせて言った。

「凪って呼んでくれて良いって言ってるのに。。じゃあね、また困ったら言いな。。」自分のクラスに戻っていく。下の名前は呼ぶと烏滸(おこ)がましい気がするから、やめておこう。

 七限目が終わり、帰路に着く。なんで、こうなったんだろう。姉ちゃんに能力の素質が全部行ったから?違う。俺が弱いから?、、そうなのかな。この世の中じゃ能力が全てだもんな。。そう考えると、西園寺さんはなんのメリットがあって俺を助けるんだろう?

 色々と考えているうちに、家に着いた。玄関を開けると、姉ちゃんの靴がある。帰ってきてるのか。姉ちゃんに気が付かれないように、そっと自分の部屋に行く。鍵も念の為閉めておこう。

今日も疲れたな.....あ、寝そう......

2時間後ーーーーー

 勢いよく目が覚めて起きた。相当疲れていたようだ。勉強しようかなと机を見ると、夜ご飯が置いてある。コンビニ弁当なのは相変わらずだ。昔はよく姉ちゃんの作ったご飯食べたっけな。静かに席に着いて、手を合わせてから食べ始める。ものの数分で食べ終わる。というか、どうやってここに置いたんだ?

「はっ....まさか......やっぱり。」鍵が無理やり壊されていた。力技すぎるでしょ。

 しばらくして、玄関が開いて閉まる音がした。窓から玄関の方を見ると、姉と目があう。バッとカーテンで閉めてからおそるおそる覗いてみる。黒塗りの車で出発するのが見えた。仕事だろうか。忙しそうだ。

 「もっかい、寝ようかな。」深夜まで寝てしまって、急いで宿題を終わらせて朝まで寝た。

後々ある様々な分岐点では、Xでアンケート取るので、、、読者のほぼ望む方向に向かいます。

多分後で、並行世界(違うルートだった場合)も書くので。。。

誤字脱字あったら教えてね。

これは結構連投するかもしれん。


ハンターの等級と、能力の内訳、会話中に出すのむずいんで、先出しときますね。

E:発生の元となるもの(火炎は温風、水氷は冷却など)

D:発生、生成、纏い、同属性への耐性

C:具現化、応用、同属性への耐性と有利属性からの耐性

B:更にそれを巨大化、強化、あらゆる耐性少し

A:体の一部とする、あらゆる耐性だいぶ

S:体を適応させて内部構造と結合、肉体の再構成、あらゆる耐性

L:神の如き力を持つ者、それが君主。全ての耐性:神がかり

完全な広域殲滅型+空間支配型

使用者の魔力量・精神力に比例して世界規模にも干渉可能

周囲に影響を与える。(氷なら周囲の気温が下がり、水は凍り、物は凍る。水なら洪水、豪雨、津波など)

kam○△nosyug○gatu9(解読不能)


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