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第一章 八話 〈黄〉の砂地、幼馴染と機械少女

少年が問う。

「マオは、あそこまで走って行ける?」

次の目的地、〈黄〉の砂地(すなち)のことだ。


「覚悟はしてないけど、あそこまで行くのはいつものことだから全然問題無いよ。」


「もしかして、そのまま!?」


「うん、それがどうしたの?」


「え、疲れないの?って。」


「あそこまで行くなら、そんなに疲れないよ?

 〈緑〉の森林に行くとかなら結構疲れるかも。

 そっちは危険がいっぱいだからね。」


「いずれそっちも行かなきゃだし、

 その話はまた今度してくれると嬉しいな。」


少女達はこくり。


「じゃあ、さっきみたいに、よろしくー」


「恥ずかしいのはもう無いんだね?」

これからおんぶをするヒューマノイドがにやにやして訊く。


「恥ずかしいけど、もうそうするしか無いじゃん?

 だから、我慢我慢。」

ちょっと顔を赤らめてはいるが、前回程ではない。


スミレはルナに抱えられながら、突っ込む。

「あっさりしてるなー。

 それじゃあ、マオちゃんはまた後で。」


「ルナの家の場所はさっき教えたから大丈夫だよね?

 先にスミレちゃんとクォーデと先に済ませておきたい用事があるから、

 後で着いたら家で待ってて。」


「うん、分かった。」



********



3個体が空を一直線に進んでいる間、問う。

「それで、用事っていうのは?」


「ルナの出身地、〈黄〉の砂地には、謎の場所があるんだよ。

 ほら、さっき『旧世(きゅうせ)煉瓦兵(れんがへい)』を使ったじゃん?

 それ関係の、遺跡っていうか、何というか。」


「もしかして、そこに住み着いてるあの子について?」


「うん。スミレちゃんは何度も試合してるよねー?

 それで、少年同士でぶつかってみて欲しいってこと。」


「『旧世』って名称テーマなの?『村の』みたいに?」


「そうだよー。

 でもあの子はルナが誘拐されてから、『旧世』を一切使わずに勝ち進んで、

 砂地を引っ張るリーダーになっちゃったし、会えるかな?」

てるリ

「それ、ライアに訊いておけば良かったんじゃ?」


「訊いたけど、笑ってぼかされたんだよー!」


 「『闇の住民兵』をエンター。

  エンター時に【デッキロスト:4】して、デッキの上から5枚を公開。

  公開した5枚の中で、最もコストが大きいカード1枚を手札へ、残りは破棄。

  それで、今、砂地にフラは居るの?」


 「ふっ、さあな。

  それよりも、君が欲しそうなカードが

  先に【デッキロスト】で破棄されてしまったみたいじゃないか?」


 「もう、はぐらかさないで答えてよ!」


 「君はどうしてそんなにフラ君が気になるんだ?

  それをもう一度、よく考えてみるんだな。」


 「はぁ、仕方無い。これに勝ったら教えてよ。」


 「お前が勝ったらだ、約束しよう。

  まあ、今回も勝てないだろうな。」


「結局、ルナが負けたと。」


「そこは強調しないで!!」


「じゃあ、そのフラとかいう子と何かあることは?」


「そこも強調しないでー!!」


「えー?」


「えー?じゃない、あんまりからかうと振り落とすよ!?」


「あー、脅迫だー、スミレ―!」


「あまりそういうことしないであげてね?

 ルナちゃんは結構、煽り耐性が無くて傷付き易いから。」


「もー、スミレちゃんまで!?」


「それで結局、フラってルナとどんな関係なのさ?」


「幼馴染だよー、ぷいっ。」


「何か顔赤いよ?」


「だーかーらー、からかわないでって!」


「いやいや、これはからかってないんだけど!

 何で振り下ろす気なの!!」


「揺さぶらないでよってことで、むかついたから1回振り落とす!」


「ちゃんと落ち切るまでに助けてあげてよ?」


「いや、スミレは何で肯定派なのー!」


「今回は、ルナちゃんに同情したからね。

 あとそれと、今後回る各地で怖いことがあっても怯えないように。」


「スミレちゃん、高所に慣れてない?」


「いや、流石に怖いよ?

 一応クローンとはいえ、前に調理中に指切っちゃった時は血が出てた。」


「そっちはちゃんと受け入れたんだね。」


「うわああぁぁ!!」

怪力で無理矢理引き離されていたので、丁度振り落とされたところだ。



********



「ああ、ガチで死ぬかと思ったー!」


少年は砂地に着いた後、足をつけてから思い切り倒れる。

「※ちゃんと後で助けられました」の流れだ。


「怖かった?」

黒い笑みでルナが問う。


「怖かった。

 ごめんなさいもう二度と意図的にルナをからかわないから許して、ガチで怖かった。」


「分かればいいの。

 まあ、無自覚にからかうのは流石に仕方無いからねー、それでいいよ。

 いいから起きて、置いていくよ?」


「フラを探す前に確認なんだけど、ルナの家ってこれ?」

寝ながら一軒を指さす。


「それはフラの家。その隣の綺麗な方がルナの家。

 逆側は『旧世』のとある子の仮住居って感じ。」


「仮住居?まあいいや。

 流石に1回休ませてよ、いろいろな意味で疲れたー。」


「殆ど移動だったけど、確かに私も疲れてきちゃった。」


「こういう時、ヒューマノイドにされてて良かったと改めて思うよ。」

呆れてため息をしながら音声を発して楽しているので、

ルナも気持ち的には疲れているのでは?と訊きたくなりそうである。

「スミレちゃんはまだ大丈夫だよね?」


「うん、フラ君に会って試合を見届けるくらいなら問題無いよ。」


「今度は抱っこしてあげるから、ほら、行くよ?」


「そっかー。

 まあどうせ怪力には逆らえないし、いいよ、訓練だと思って頑張るから、自分で立つ!

 一応、ちょっと寝転がって束の間の休息は出来た訳だし、ね。」


「なんか叫び声が聞こえたから数日振りに出てみれば、誰だこいつは?

 あと、誘拐された筈のルナは久し振り、スミレは最近会ってるし別にいいよね。」

噂をすれば影、なのだろうか。


「フラ、久し振り!

 スミレちゃんと一緒に来た時点で、状況は何となく分かるよね?

 そして、そこの子については多分ライアから聞いたことあると思う。」


「まさか、クォーデか?」

やはり、此処のリーダーであっても、こんなことでは驚きもしないようだ。


「そう。数日振りだね。やっぱり今は大変なんだ?」


「チャニが訳の分からないことを呟き出してさ、聞いてあげてよ。」


「まあ、こっちもフラ君に用事があるし、とりあえずそこに行こう。」


「やっぱりそうか。そいつのトレーニングなら言われなくてもやるよ。

 どの程度の実力か、見せて貰いたいし。」

フラがそっと仮住居の扉を開ける。

「チャニ、入るぞー!」


「来ましたね、例の警戒対象が?」


「別に警戒する要素は無くない?」


「いいえ、ありますよ。

 何故ヴィクルルがこんなことをしてまで呼び出した少年が誰にも狙われないか、

 それを考えたことはありますか?

 特に、一緒に来たスミレやルナはどうなのですか?」


「確かに、それは気になった。

 ルナでさえスミレちゃんしか狙わなかった。」


スミレもこくり。


「さっきから2回もルナのそれで飛んでたけど、

 一度も狙われなかった。」


「クォーデ、貴方は何故、こちらで楽しそうなのですか?

 まるで、こちらの世界でないと、嫌なことから逃れられないというような感じでした。」


「何故それを!?」


「フラが先程言っていた訳の分からないことというのは、

 私が機械故に発する言葉で、そういう風に作られているからです。」


「そこまでは聞いたこと無かったな。」


「過去にも教えましたよ、7回も。」


「で、ヒューマノイドとは違うけど見た目は完全に人間な機械さん。」


「『チャニ』でいいですよ。」


「こっちに来てからの一挙手一投足は全部把握してるってことでいいよね?」


「はい。」


顔が曇るどころか、完全に地面にくっつきそうな程、床と平行になる。

「じゃあ隠せないな。

 そう、僕は退屈かつ嫌いな日々を、そんなままにしていた。

 そして、こっちを明らかに楽しんでる。

 それ以上は、説明しなくていいよね。」


「そうですね。私は貴方を攻撃できないように設定されていますからね。」


「じゃあ、スミレ達は攻撃できるのか?」

軽く機械少女を睨む。


「黙秘します。

 私がそれについて回答することは禁忌として設定されています。」


「じゃあ、いい。

 で、それと、僕が警戒対象なのは何か関連があるのか?」


「関連どころでは済まない程に関係があります。

 これはグヴァンワに生息するあらゆる存在の中で

 こちらしか把握していないと推測される程高度な情報なので、詳細の一切を黙秘します。」


(やっぱり大事なことは何も教えてくれないよね。

 敵でも味方でもない、変な感じ。)


「クォーデ、貴方は、人類を滅亡させたいですか?」


「ちょっ、チャニちゃん!?」

スミレだ。


「その気は無い。」


「それなら、どんな気ならあるのですか?」


「自殺は考えてる。抱えたままの嫌なことを解決できないならね。」


「そう、それです。

 私はそれが危険因子だと分かっています。

 クォーデ、貴方が自殺することを、私は看過できません。

 理由は黙秘しますが、いずれ分かります。

 分かるのは当分先になるでしょう。

 それでも、これは私からの警告であり、お願いです。

 どうか人間として生きてください。」


機械なのに涙を流す絵面を、少女2名とフラは見ていることだろう。

ただ、警戒対象にとってはどうでも良かった。


「つまり、ルナが勝手にチャニの話を整理すると、

 1つ目、チャニも含め、『旧世』はいずれルナ達を襲うかもしれないこと、

 これはあくまでルナの偏見ね。

 2つ目、チャニにとって、クォーデは襲ってはならない警戒対象、かつ危険因子であること。

 さらにその関係で、ヴィクルルさえもその他の存在さえも基本的に襲ってこない。

 3つ目、多分クォーデの自殺は、人類滅亡と同程度、もしくはそれ以上の恐ろしい事態であること。」


「―そうですね。やはり、ヒューマノイドであるルナには分かっていますよね。」


「『旧世』が古の機械技術によって造られたと知っていることが前提だけど、

 自らが存続できないあらゆる危機を回避するよう設定されているそんな機械が警告する、

 分かり易くすると、チャニがお願いと称して間接的に命令しようとしている時点で、

 クォーデが死ぬと、恐らくグヴァンワだけでなく他の世界も滅亡するくらいやばいことになるのかなとは思った。」


「それ以上変なことを勝手に喋ったら、その個体だけでなく人体も破壊しますよ?」

未知の武器らしき何かをルナに向けながら、チャニが睨んで脅す。


「それ、暗に肯定していることになるから、そういう時こそ黙秘するといいよ?」


ルナもこくり。


「貴方に指摘されるとは。まあいいでしょう、今回は彼に免じて特別に許します。」


「あれれー、もしかして僕が真実を言ったら暗に全部聞けるんじゃ?」

危険因子は調子に乗って、機械までもをからかう。

先程ルナから受けた仕打ちは何処へやら。


「はあ、仕方ないですね。

 後で気になることは全部答えます。

 ただし、スミレやルナ、フラが聞いていた場合は、発覚次第すぐに殺処分しますよ?」

困った顔と声を再現し、チャニが策を提案する。


「じゃあ、それはそれでいいよ。

 どうせ後から教えても殺すだろうし、秘密にする。

 勿論皆は訊かないでね?」


「当たり前、すぐそこで殺害予告されたんだからな。」


「ここでは自殺しないの?」

スミレが問う。


「ここではしないよ。

 楽しいからね。何も揉めること無く会話もできる。

 何ならずっとこっちに居れば一生自殺しないな。」


「じゃあ、何でそんなあっちの世界に戻ろうとしてるのさ?

 因みにぼくはチャニからたびたび一挙手一投足を聞かされてるからね。」


「え!?えと、それは―考えてみたけど分からない、本当に。」


「じゃあ、君のカード捌きで見定めさせて貰おう。

 この部屋でいいし、わざわざ距離を取らなくてもいい。

 この机の上でいい。

 という訳で、チャニ、借りるぞー。」


「許可します。」


「それじゃあ、見せて貰おうか。

 長話の詫びにすらならないかもだけど。」


「こっちこそ、叫び声の詫びにすらならないだろうけど。」


「「エンター・プレイヤーズ!!」」



********



あまりにも長い試合なので、ダイジェストでお送りしよう。


「ぼくのターン、ドロー。

 困っている子達へ駆けつけ、心の闇を打ち払え!

 エンター、『轟速(ごうそく)の少年 フラ・プード』!!

 エンター時に、相手のライフの分の【デッキブレイク】だ!」


「〈黄〉なのに【デッキブレイク】!?」


「それがフラ君の強み。というかドキャインを見てるよね?」


「あそっか。」




「僕のターン、ドローして、『青色の剣兵』をディヴォート。

 『健気な少女 スミレ・アイ』をエンター。

 エンター時効果で『村の村長』を手札に加え、そのままエンター。

 村長のエンター時、1枚ドローして、『赤色の拳兵』をディヴォート。」


「お、私のカード、早速有効活用してるね!」


「ちっ。」

チャニは舌打ちの代わりにちゃんと発音した。


「殺せない理由が出来たようで何より。」


ターンプレイヤーにも容赦なく睨む。

「後で数分間拘束しますから、覚えなくていいですよ。」


「え、これアウトなの!?」


チャニがこくり。肯定。




「ぼくでダイレクトアタック!アタック中効果、【希望の光・黄】!

 ぼくはワイルに、ディヴォートカードを使わずにアビリティカードを発動できる!!」


「え?というか【希望の光】かこれ!」


「ワイル、『機械遺跡の調査』!

 〈『少年』〉カードか〈『少女』〉カードのアタック中なので、デッキの下から1枚ドロー。

 〈黄〉のカードなので、さらに、このアタックはブロックされなくなる。」


「なっ、それをディヴォートカード無しでできるのか。

 ディヴォートカードの残り枚数を気にする必要が無くなって楽そうだな。」


「さらにワイル、『トリック・ファイト』!

 このターンの間、ぼくのファイターカードがファイトに勝利した時、そのカードが準備する。」


「アタック時にカードがあれば指定アタックして、

 やられるか全滅するまで連続指定アタックできるのか。」


「【奇襲】って効果でワイルにエンターされた時のケアもできるぞ。」


「【奇襲】か。覚えておこう。もうワイルに発動しないなら、ライフで。」




「やるね、フラも。

 僕のターン、2枚ドロー。

 エンター、『始まる明日 トロウ』!

 エンターしたトロウの上にだけエンターできるファイターカード、

 『新たな明日 トロウ』!!

 エンター時効果、上から1枚ドローして、

 トラッシュにある〈『兵士』〉カード1枚を手札に加える。

 そのままトロウで轟速のフラへ指定アタック!アタック時効果で、

 ディヴォートされている〈『兵士』〉カード2枚を実行させて準備する!」


「最低でも4回くらいのアタックが保証されている訳か。」


「ワイル、さっきトラッシュから手札に戻った『過ぎゆく()(ふう) ドウィヌ』の効果。

 このカードの〈エンター条件〉である、

 〈自分が〈『兵士』〉ファイターを6枚以上ディヴォートしている〉を達成しているので、

 ドウィヌをエンターして、

 トラッシュにあるコスト1桁の〈『兵士』〉ファイター1枚をディヴォートする。」


「ディヴォートするのもワイル効果の方か。」


「そう。そして、ドウィヌのエンター時効果で、

 〈『友導(ゆうどう)』〉ファイターである自身を実行して、

 相手のディヴォートカード2枚までも実行する。」


「折角取っておいたディヴォートカードをよくも!」


「ワイルはアタックされた側から先にできるから、最初に何もしなかったのが悪い。

 さあ、コンペアでパワーを比べて破壊だ!」


「うっ、それを言われると言い返せないな。

 こっちの方がパワーが低いので、破壊されるな。」




「さあ、これはどうする?」


「ディヴォートカードを使い切って、ファイターが15枚も並んでる。

 5枚はアタック前から既に実行してるけど、それでも10枚。

 ライフはそんなに残ってないから、何も無かったら負けか、強いな!」


「さあ、ダイレクトアタックだ!」


「ワイル、『同位全失(どういぜんしつ)』!コストを宣言し、

 宣言されたコストのお互いのグラウンドのカードを破壊する!

 フィールドもグラウンドということは説明不要だよね?」


「分かってるから、さっさと宣言しろ。」


「僕が宣言するのは、6だ。

 実行しているカードも含めて8枚、まだアタックしていないカードだけでも5枚、十分だ。」


「そっちは6コストのカードが入っていなかったな。」


「そう。だからこれを予め入れたらいいなと思って。

 問題点は、0以上40以下しか宣言できない所。

 受けるよ。」


「場合によっては完全に使えなくなるのか。」


「うん、腐る。あ、『スキップターン』ね、当然発動するよ。」




「さあ、僕のターン、2枚ドロー。

 [メインアクション]開始時、手札のアイテム、『友導の証』の効果、

 自分のテリトリーに送って、僕自身が装備する!」


「「プレイヤーが装備!?」」

幼馴染同士が仲良く驚く。


「未知の効果を発見、直ちに解析します。」

一方、機械は感情を露わにして焦っている。


「僕が装備している『友導の証』によって、フィールドの〈『友導』〉カードが破壊された時、

 ライフカードを1枚トラッシュに送らなければならなくなる。

 その代わりに、既に実行している状態でも、僕がディヴォートしている、

 アタックするカードと同じ色のカード1枚を実行させれば追加アタックができる。」


「つまり、〈赤〉の〈『友導』〉カードであるトロウなら、

 ディヴォートしている〈赤〉カード1枚を実行すれば再度アタックが可能だね。」


「そうだ。そして、これによって追加アタックを始めたら、そのターンは、

 〈『友導』〉ファイターの効果がすべて無効になる。

 『始まる明日 トロウ』のあの効果も無かったことになる。」


「【ライフブレイカー】も無効になるよね、『旧友への彼岸花 グドウ』だと。」

クローンの発言。


「そう、ちょっと難しい。

 じゃあ、使えない色のカードを実行して追加でファイターをエンターして、ファイトだ。

 フルアタックと、ディヴォートカードを使っての追加アタックでトドメ!」


「あー、負けたなー。でも良かった。」

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