黒人
「先生、僕のパパとママはどうして死んだんですか?」
何も見えない暗黒の世界に、僕は話しかけた。
「陽太くんの両親はね、悪い人、黒人に殺されてしまったんです」
先生は、黒い肌の人に僕のパパとママを殺されたと言っていた。
「それじゃあ、どうして僕は先生の顔が見えないんですか?どうして、歩けないんですか?」
「それはね──」
僕の足と視覚もその黒人っていう人になくされたんだって。
でも先生は、黒人にもいい人はいて、その人がとても悪い人なだけと教えてくれた。
だけど、僕にとってはそんなことはどうでもよかった。
いつしか僕は黒人という人種に対して恨みを持つようになった。
ある日、先生がとても上機嫌で帰ってきて、僕に抱きついてきた。
「陽太!もしかしたら陽太の足と視覚が戻るかもしれないんだ!」
「先生、それは一体どういうことですか……?」
「手術というものを受けられるようになったんだ」
先生はとても喜ぶながら、僕に一つ一つ説明してくれた。
そして、僕はまず歩けるようになった。
手術後もリハビリにリハビリを積んで、人並みには歩けるようになった。
歩けるように鳴ってから次に、僕は視覚を治してもらった。
「陽太くん……」
目を開けるとそこには、ぼんやりと先生の声を放つ人が、泣きながら立っていた。
「ああ、これが……」
僕は涙をこぼした。
その日は僕が育ったあの家で、ご飯をたくさん食べた。
そして翌日。
僕はようやく見えるようなった目で地図を見ながら、ようやく歩けるようになった足で電車へ行き、線路に降り立った──。
Thank you for reading!
解説
今回の物語は黒人にすべてを奪われた子供が、手術で足と視覚を取り戻し、その足で自殺をするお話。
この主人公である子供は、黒人を憎んでいました。
そして、主人公が足と視覚を取り戻した時に、主人公は自殺をしました。
どうしてでしょうか?
少し考えればわかりますが、主人公が死ぬ理由。それは、自分が黒人だったからです。
自分は黒人という人種を憎んでいたのに、自分もそうだったと知った主人公は、思わず自殺するという思考に至ったのでしょう。
まあまあ簡単なものだったと思いますが皆さんはわかりましたでしょうか?
また沢山の意味怖を投稿していくのでブックマークや評価をしていってね。




