いじめ
私は、学校でいじめを受けている。
机には花瓶を置かれ、教科書やノートは奪われ、友達だったクラスメイトに話しかけても、まったく見向きもされないで無視をされ、挙げ句の果てには先生達にも無視をされている。
「せ、先生!」
私は今日も、先生に話しかけた。
だけど
「……」
無視。先生は、なにも言わないで廊下を歩く。
そこに、クラスの子が急いで先生に近づく。
「せ、せんせーい!」
「うん?どうしたの、朱里さん」
「はい、これ。昨日の宿題ですっ」
「ああ、はい。見ておきます。次からは気をつけてくださいね」
「はいっ!」
まただ。先生や生徒は、完全に私を無視している。私が孤独になるように、気付かないふりをしている。
もう、こんなの嫌だ。私だけが傷つくなんて。私はなにもしていないのに。
私は今、初めて理不尽の意味を理解した。
「だったらもう、お前らなんてくそだ!お前ら全員、呪ってやる!!」
廊下でそう大きく宣言したが、誰も私を見ない。
見向きもしない。
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解説
今回はいじめを受けて、無視をされ続けている少女のお話。
まずこれ、おかしい点がいくつかあるんですが、無視をしていたとして、ほんとうにあんなに誰もいないみたいにできるでしょうか。
最後の少女の宣言も、廊下で言っているのですから、少しは誰かにチラッとだけでも見られるのではないでしょうか。
もしこれが、いじめではなく、ほんとうに少女がそこにいなかったとしたら、どうなるでしょう。彼女が既に、死んでいたら。
そしたら、あの無視のされ方や、ノートが奪われることも、机に花瓶が置かれることにも納得が行くのではないでしょうか。
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