指差し
俺の息子は、たまに人を指差す。
ただ単に指差すだけならまだ良かった。
…が息子は違った。
なぜか指を指された人は近いうち謎の死を迎えている。
おかしい、ただの偶然だ。
最初はそう思っていた。
だが、3人目、4人目、5人目と連続して死んでいくのを見て、さすがに偶然だとは思えなかった。
だから俺は息子が指を指した人は死ぬもの、そういう風にまるでそれが普通かのように思うようにした。
そしてある日、俺がテレビを付けようとした瞬間息子が画面に指を指した。
(今度は誰が死ぬんだ?)
そう思いテレビを付けると画面にはとある政治家が写っていた。
(御愁傷様です……)
そう心の中で言い、チャンネルを切り替えた。
Thank you for reading!
これは結構有名なヤツだし、正直解説いらんくね?って思いますが解説はします。
解説
主人公はテレビを付ける前、息子が指差しをしたからテレビに映った人間が死ぬと思っていたようだが、注意すべき点は「付けようとした」と言うところ。
「付けようとした」と言うことはまだ付けてはいないと言うことだから、テレビに反射した息子の指差す方向は主人公。
要するに死ぬのは政治家ではなく、主人公である。
なんか文が堅くなっちゃいましたね。
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