表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/51

私の脳裏に







15.思い出すのは幸せな記憶ばかり




「ごめん」



 彼氏に振られた。



「僕じゃ幸せにできない」



 取り繕ったような理由に頭がガンガンする。


 私は貴方と一緒に居られたらそれで幸せだったのに。


 雨の中、傘もささずに一人で歩く。涙なのか雨なのかわからないものが頬を伝う。頭を駆け巡るのは、彼との思い出。


 その全てがもう、私の手には入らない。










16.昔の恋心




 高校時代好きだった人と久々に飲んだ。楽しくて、まるで昔に戻ったような感覚に陥る。


 帰り道、小雨の降る中を家まで送ってもらった。どきどきと高鳴る鼓動と、雨が傘に当たる音が重なる。



「そういえば」



 珍しく彼から口を開く。



「もうすぐ彼女出来そうなんだ」



 瞬間、雨で身体が冷えていくのを感じた。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ