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親愛なる
81.彼氏を溺愛する彼女
僕の彼女は、昔から子どもが嫌いだと言う。僕としてはいずれは子どもも欲しいと思っているので、少し心配な案件ではある。
「じゃあ僕らに子どもができたらどうすんの」
「君の遺伝子が入った子ども?それは絶対に可愛いに決まってるから可愛がるよ」
まさかの即答に、呆れつつも幸せな気持ちになった。
82.誕生日のプレゼント
誕生日に彼氏と喧嘩した。
急に彼の仕事が入ってデートを中断することになってしまったのだ。帰り道、彼からの贈り物が入った袋を開けると、くまのぬいぐるみが出てきた。
「子どもっぽ……」
呆れながらぷにぷに触ると「オメデトウ!」ぬいぐるみが喋った。
「ダイスキ!」
流れる電子音に、涙が溢れた。




