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私の
77.彼女の選択
彼女にフラれた。
「好きじゃなくなったの」
ろくに話し合うこともできずにさようなら。
昼は仕事、夜は酒に逃げる日々が続いた。いい加減忘れたい——そう思っていたある日
「あの子、病気で余命宣告受けてたんだよ」
彼女の友達から真実を聞いたのは、彼女が亡くなった後だった。
それはあまりにも遅すぎた。
78.結果と満足感
勉強と部活。どちらも大切なものだ。けれど最近両方うまくいかない。
「部活を辞めなさい」
父からの言葉に、最初は抵抗したけれど、結局辞めざるを得なくなった。その途端、成績は驚く程上がった。
「よくやった」
父からは沢山褒められた。嬉しかった。
けれど僕の心の中には、ぽっかりと穴が開いていた。




