表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/51

そこだった。







33.天使と人間




「腕の中で堕としてください」



 天使は涙を流した。



「私は、貴方と結ばれたい」



 好きな相手にそう言われて、それでも突き返すなんてことは僕には出来なかった。


 力の限り抱きしめる。



「好きだよ」



 僕の発した言葉は、彼女の羽を黒く染めた。


 ——天使にとって、人間と想いを通わせることは堕天を意味した。










34.バレンタインの苦い思い出




 彼は甘いものが苦手なので、バレンタインはコーヒーゼリーを初めて作った。けれど苦くなりすぎて、渡すのが怖くなる。



「やっぱり買ってきていい?」



 直前にそう言った私に、彼は首を横にふる。ゼリーを口にして一言。



「まずいけど嬉しい」



 彼はどこまでも正直者で、来年は成功してみせると心に誓った。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ