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LIFE -1-

ココハ・・・ドコ? 


寒イヨ・・・・・寂シイヨ・・・・


誰もいない渡り廊下に、真っ赤な服をきた少女一人、今にも消え入りそうな、か細い声、それなのに、鼓膜にこびりついて離れない、哀しい声―。


「でね、真っ赤な服をきた女の子が、誰もいない渡り廊下を夜な夜な何か呟きながら歩いてるんだってさーっ!」

そんな話をしていたのは、いつものような、平和な放課後だった

「まじでー?」

とりあえず俺は、そんな怪奇現象やら、七不思議とか学校の怪談とかおばけの●太郎、などなどにはあまり関心がないので、曖昧な返事をかえしておく

「いやあ、私も他の人から聞いたんだけどねえ、みつかると・・・・一緒にあっち側の世界に連れてかれるんだってさあ!!」

「へぇ、そうなんだ」

「反応薄!!!なんで?、もっと反応してよぉー!!キャー、とか、怖いー!!とか」

「キャー、こわーい」

言っては見たものの、俺はいちよう男だぞ?、キャーって・・・・・

「泣くぞこら」

「はは、悪い悪い、でもさ、都市伝説なんてものはなあ、人から人へ語り継がれているうちに、尾びれをつけて、都合のいいように変わっていくものだぞ?」

「信じてないでしょ」

「え?」

まずい

「いや、信じてるよ!」

「嘘だ、絶対疑ってる・・・・」

やばいやばいやばい

「ねえ、こんな言葉しってる?」

やっやめろ、落ち着け

「百聞は一見にしかずってね!!」









見上げると、押しつぶされそうな威圧感、学校ってすごいなあ、なんてくだらないことを考えている場合じゃない、一刻もはやく、このふざけた状況から抜け出さなくては

「な、なあ、そろそろ帰らないか?」

「ダメ」

物凄く単純な答えを返しやがった、そういえば最近CMで、シンプルイズザベスト、なんていってたっけな、でもな、人間いろいろ装飾語とか?いろいろ文法まじえて発言しないと、勘違いされちゃうんだぞ?、ほら、お菓子にはよくおもちゃがついてくるだろう?、あ、これは違うか

「絶対確かめるまで、かえらないもんっ」

「えーと、俺はいい子だからそろそろ寝ないと・・・・。」

「・・・・・・・・・。」

そんな可愛らしく、頬をふくらませられても・・・・・

「あーわかったよ、いけばいいんだろ」

「それでよしっ!」

ああ、やっぱり男の子は、女の子の可愛げなしぐさに勝てないのかねえ、男はつらいよって題名の意味がわかったきがする

「で、なんでいいだしっぺのお前が、俺の後ろにいるのかな」

「えっ、いやほら、こっこっこっこわっ・・・・・」

「・・・・・・。」

「とっとにかく進め!!つべこべいうなあ!!」

まったく、怖いなら怖いといってくれ、人間素直にならないと、人生楽しくないぞ?

「でさ、どこから入るの?」

「校門」

即答かよ

「おいおい、どこぞの漫画じゃないんだぞ?第一不法侵入だろこれ」

「そんなこときにしてちゃ、人生楽しくないぞぅ?」

俺は楽しみとひきかえに、人生ぼうにふりたくないんだけど



「あれ、玄関鍵かかってるな、これは諦めてかえるしか・・・・・」

ガチャッ

なん・・・・・・だ? 

「おお、あいてるじゃないかーっ、理由付けてかえろうったって無駄だからね」

「いや、俺があけようとしたときは確かに鍵が・・・・・」

「言い訳無用」

「お、おい、まてっ、あ゛ーもう!!」

仕方なく俺もあとを追いかける

「こう、夜の学校って、すごいね」

確かに、昼間は生徒で溢れ返っていた、賑やかな教室、部活動が行われていた体育館、どれもこれも静かで、まるで異次元にきたような感覚だ




「おい、もう帰ろう、全部まわったろ」

「うぅ、私、嘘ついてないもん」

「わかった、信じるから、な?」

「本当?」

「ああ、大丈夫だっ・・・・・て」

いま・・・何か

「どうしたの?」

「あ、いや・・・」

なんだ・・・・

「はっ、早く帰ろう!!!」

思わず手をとる

「いたっ、どうしたの?」

早く、この場から逃げなければ

「走れ!!」

あの時、冗談でも、答えていればよかった


カツン カツン カツン


「えっ何!?」


カツン カツン カツン


急げ!まだ、まだ間に合う!!!!


カツン カツン カ・・・・


「「ココハ・・・ドコ? 寒イヨ・・・・寂シイヨ」」


そんな、今にも消え入りそうな、か細い声を聞くと同時に、俺は意識を失った、意識が暗闇に落ちる瞬間、目の前に、真っ赤な影が落ちていた、そんな気がした


夢を見た


小さな女の子が、戦争でもあったのか、荒れ果てた地面を、ただ一人歩いている


目的もなく、帰る場所もなく、ただ、歩いている


「寒いよ、寂しいよ、みんな、どこいっちゃったの?」


真っ赤な惨劇を、まるで洗い流そうとするように、真っ白な雪が、あたりを包んだ






「お・・・・・ね・・・」

んー五月蝿い、まだ起きる時間じゃないぞ

「おき・・・・・よ・・」

あーだからまだ・・・・

「起きろこのやろう!!!」

「おあああああ?!」

「おああーじゃないっ、さっさと起きろ!!」

どうやら眠っていたようだ

「って、さっきの声は?」

「なにいってるの?・・・・気味悪いわね」

「えっ、聞こえなかっ、いや、なんでもない、それより帰ろう」



帰り道、校舎をふりかえる、そこには、赤い、哀しい亡霊が、帰る場所を探して、歩き回っているような、気がした

なんか よくありげな話すぎますねw

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