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魔法使いの家  作者: 咲夜
4/5

トワの秘密

部屋には時計がリズム良く刻を刻む音が鳴り響く。

「リーナさん、教えてください!」

「トワは……孤児だったんだよ。」

孤児?トワさんは親がいなかったっていうこと?

「マヤは、魔法使いってどう思う?」

「魔法使いですか?うーん、会ったことないのでなんとも……。」

魔法使いと言えば、不思議な魔術を使う人のこと、だよね?

「そうだよね。魔法使いなんてなかなかいないもんね。でも、トワは……トワは魔法使いなんだよ。」

え?トワさんが魔法使い?

「リーナ。彼女に余計なこと言わないでくれる?」

「げっ、トワ。聞いてたの?」

「聞いてたよ。リーナが余計なことを言うだろうと思ったから戻って来たら、やっぱりだ。」

「むぅ。悪かったわね!でも、マヤだって聞きたいでしょ?トワの話。」

リーナさんが急に私に話を振ってきた。

「はい。聞きたいです、トワさんの話。」

「ほらね?だから、私がトワの代わりにマヤに話そうって思ったのよ。」

「マヤには関係ない。君は僕のことを探るより、自分の記憶探しに専念した方がいい。」

トワさんは向こうを向いてしまった。

でも、去りはしないらしい。

「……トワ、奥行かないの?」

「行かない。君がまた変なこと話しそうだから。」

「あはは~。話すわけないじゃん!」

「じゃあ、なんでこっちを見ないの?」

「……ごめんなさい。」


結局、トワさんの話は聞けずにリーナさんは帰って行ってしまった。

私はリーナさんを見送った後、その場に立ち尽くしていた。

トワさんの話が気になってしまって、いつまでも頭から離れられない。

「……そんなに僕のことが気になるの?」

「あ、トワさん!……そう、です。」

でも、トワさんは自分のことを知られるのが嫌だから、きっと教えてくれないだろうな……。

「……はぁ。とりあえず、中に入りな。風邪、引くよ?」

もしかして、トワさんは私に自分のことを教えてくれるの?

皆さん、こんにちは( ´∀`)

作者の咲夜です。

もしよろしければ、皆さんの感想を聞かせて欲しいです。

良い点は歓迎です。

悪い点もっと歓迎です!

よろしくお願いします!!

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