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あめのぼくとそらのきみ

作者: 深見輪廻



川を見る

雨が降って 泡が湧く

すぐ消える

あはは人間みたいだ 誰かが言った

僕みたいだ なぜか思った

平凡で 儚くて 無価値な その他大勢

僕はなりたい 非凡な人に

僕はなりたい 永遠に

僕はなりたい 価値ある人に 

僕はなりたい 唯一無二に

誰かが笑った どうやって?

誰が笑った?自分が笑った 自分で笑った自分を笑った

虚しい 悲しい 悔しい

叫びたい 消えたい 死にたい

そう思って今日も生きていく


空を見た

雲がぽっかり浮かんでた

綺麗で綺麗で何時までもいた

あはは 人間の逆だ

誰かが言った

僕は思った 君みたいだ

僕はなりたい 平凡に

君はなりたい 儚い人に

君はなりたい 価値なき人に

君はなりたい その他大勢に

誰かが 言った

君には無理だ

誰が言った?

自分が言った 自分に言った 自分で言った

かなしい くやしい むなしい

きみはいきたい 地の底へ

そう思ってきょう 旅に出る



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