僕だけがいない街
今朝、いつも通りに目が覚めました。足の不具合はそのままです。どうやら膝に水が溜まっているようです。足が曲がりません。いつも通りに仕事に行き、いつも通りに商売をしました。8時過ぎ、病院に行くために、会社を早退をしました。
整骨院は、スポーツの故障に強いとHPで告知していた病院に行きました。診察の後、先生と相談をして水を抜くことになりました。仕方ありません。このままでは生活がままならない。膝に注射器を刺すと、大量の血にまみれた水が抜かれました。足は幾分動くようになりました。
「ランニングは出来ますか?」
先生からは、「せめて8月一杯はランニングをしないように」と言われました。仕方ありません。その間、末っ子のレントに水泳を教える機会がありますので、有酸素運動は水泳で代替したいと考えています。水泳なら……良いよね。家に帰り、ネットフレックスの「僕だけがいない街」の続きを視聴しました。
「僕だけがいない街」 ご存じですか?
原作の漫画は読んでいないのですが、アニメ版を夢中で見たことがありました。アニメ化作品の実写化は、あまり期待していませんでした。ですが、流石ネットフレックスです。面白かった。
ドラマではなく、映画のような絵の撮り方はとても良かった。話の展開は、ぼんやりとは憶えていたのですが、それでも面白かった。話の膨らませ方、また終わらせ方。色々と考えさせられながら、視聴いたしました。
血が通っているというか、気持ちがぶつかり合う登場人物の人間臭さがとても良かった。特に、主人公である悟が小学生の時の男の子と、ヒロインの佳代を演じた女の子は存在感が最高でした。
――小学生が、そこまでの演技をするの!
と、驚きを持って観させて頂きました。
物語を面白くするのって、難しい。
――自分なら、どうするんだろう?
そんな風に、考えながら観ていました。
物語の基本って、主人公が困難にぶつかり解決していく。その過程で、人間的にも成長していく。これが、王道だと考えています。
困難にぶつかる――という意味では、僕の膝の故障も困難です。練習時間は減りますが、大会には参加して完走することを目標にしたいと思います。