青舞OrB
酔っています。酔った状態で 文章を書いています。乱筆すみません。
今日、仕事をしていたらお客様一人が、国産のスピリッツ「ジン」の話をしてくれました。山口県で製造されている「青舞」というジンです。国際的にも評価されていて「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ 2021」のジン部門において世界第2位の銀賞受賞しています。製造者が、お客様の後輩だそうで、僕に強く勧めてくれました。
僕は、50を過ぎて特に欲しいものはありません。性欲も落ち着いていますから、金の掛からない男です。嫁さんにしてみれば、放し飼いにしても悪さをしないので、人畜無害な旦那です。僕も、その事をよく理解しています。
ただ、好奇心をくすぐることに対しては関心があります。気になると、自分の目で確かめたい欲求に駆られます。これまでに、陶芸や酒造り、店舗の出店や小説など、好きなことは色々とあるのですが、どうしても外せないものが一つだけあります。毎晩の、飲酒です。
ほとんど毎日、欠かしたことがありません。アル中ではないですよ。健康診断では、いつも良好です。毎日飲みますが、僕にとってはピリオドのようなもんです。一日の終わりに、風呂に入り酒を飲む、そのルーティンが僕の儀式となっています。
一日の終わりに、どうせ飲むのなら、美味しいお酒の方がテンションが上がります。今晩は、「青舞」を頂ました。
――ジンというお酒に、どの様なイメージを持っていますか?
正直言いまして、ジンはこれまで飲む機会が少なかったので、癖の強いスピリッツ――くらいのイメージでした。ところが、「青舞」が違いました。
とても口当たりが優しくて、ハーブの香りが豊か。青いその香りは、森の中で散歩をしているような愉快なスピリッツです。40度という度数を感じさせない、軽やかな口当たりは、他の存在を寄せ付けない。日本酒のイメージを借りると、二級酒ではなくて吟醸酒。あまりにも飲みやすくて、蒸留酒だということを忘れてしまうほどでした。
眠たくて、欠伸をしています。今日は、お休みなさい。