表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
だるっぱの呟き  作者: だるっぱ
477/487

もう直ぐ山登り

 古代史を言語化しています。縄文時代から始まって古墳時代の後期、継体天皇のあたりまで漕ぎつけました。聖徳太子の物語を描く場合、難所の一つに蘇我氏の出生の秘密があります。文献だけではこの一族の謎には迫れません。継体天皇が即位して以降、歴史舞台に急に現れて大臣となり、大王家と婚姻関係を結びます。没落した葛城氏の傍系だとか、朝鮮半島から渡ってきた渡来人だとか、須佐之男命の子孫だとか、様々に憶測されていますが、未だに確定はされていません。でも、それだと物語が描けない。真偽は別として、僕は蘇我氏の出生について、僕なりの見解を決めなければなりません。これは、物語の面白さにも関わる問題になります。う~ん、困った困った。


 今週末の連休に、山登りに行きます。場所は、奈良県天川村にある八経ヶ岳になります。奈良には山に登るためにこの一年間で6度も足を運び、他にも北アルプスの白馬岳と、北陸の白山にも足を運びました。本気の登山家には遠く及びませんが、登山を初めて1年でそれなりに登ってきたと思います。


 毎回の登山では漫然とは登ってはいません。登るたびに何かしらのテーマを僕は求めています。初期においては山岳信仰を求める旅だったのですが、現在は技術的なことに傾倒していました。今回であれば、普通の登山道ではなく、手も使って登らないといけません。登山の質が変わりました。


 今回は弥山川沿いの双門ルートを登ります。垂直の壁を登る場所がかなりあるそうですが、ロープは要りません。梯子が設置されているそうです。ただ、経験談によると延々と続く梯子の登りに気が滅入るそうです。足の脹脛や太腿もかなりダメージをうけるとか……。ただ、この梯子なんですが場所によっては破損しているそうで、ちょっと怖い。地図上では破線ルートと表記されていました。また、今回の日程では前日まで雨が降るので、増水の危険があります。また、最近は熊の出没がニュースになっていますが、そのこともちょっと心配。それでもね、登りたい。


 登山は普段の生活と違って、心がねダイレクトに刺激を受けます。それが快感。僕の場合は、山の空気が綺麗とか、見晴らしが良いとか、そういうことも好きなのですが、それだけでは山に登らない。ワクワクとかドキドキを感じたい。その為には、


 ――これは大変だ!!


 みたいな状況に立たされないと感じないのです。しっかりと安全性は確保します。その上で、感じたい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ