白馬岳登山の予定
変更が必要になったので、昨晩からGWのスケジュールを考えていました。メインの目的は白馬岳の登頂になります。因みに、白馬岳は「しろうまだけ」と読みます。僕はずっと「はくばだけ」と読んでいました。恥ずかしい。
白馬岳の一般的な登山は、栂池ロープウェイを使います。標高1,820mにある駅を下りるとビジターセンターがあり、そこから乗鞍岳、白馬大池、小蓮華山、白馬岳と尾根を縦走します。往復19km、参考タイムは12時間。ほとんどの方は、白馬岳頂上宿舎でテントを張って一泊します。
僕が考えている登山ルートは、白馬岳の東に広がる大雪渓を直登するルートになります。標高1,230mにある猿倉荘までは、道が整備されているので多分スーパーカブで登れると思います。多分というのは、道路の積雪について情報がないので、そこのところが不安。多少なら無理してでも登りますが、あまりに雪が多いと登山の前にギブアップの可能性が……。
猿倉荘から白馬岳主峰の往復は、距離が13kmと比較的短いですが、標高差が1,750mもあります。参考タイムは8時間。平坦な道はありません。頂に近づくにつれて傾斜が激しくなり、雪崩もあるそうです。ピッケルを使った三点支持で登る必要があり、もし滑ってしまったら、一気に落ちていくみたいです。でも、この大雪渓を登るルートはまだ優しい。隣には、尾根を登るバリエーションルートがあり、経験者はここを登ります。両端が切り立っていて、気を抜くと風で落とされてしまいます。滑るどころの話ではありません。落ちたら死にます。僕はそんな危ないコースは登りませんが、それでも未経験の雪山登山なので、十分に気を付ける必要があります。
夜の2時ごろから登り始めて、山の斜面で日の出を拝み、8時ごろに白馬岳の頂に登頂する予定です。登りには6時間も必要ですが、下りはたったの2時間だけ。まだ空想の段階なので、実際のところは色々とアクシデントもあるでしょう。それも含めて楽しんできます。
大阪から白馬までは、距離にして450kmあります。スーパーカブで12時間は掛かるでしょう。昨年に出雲大社まで走った時は、片道で400km程でした。今回はそれを上回ります。出雲までの道のりでは色々と寄り道をしましたが、今回は寄り道をする余裕がありません。猿倉の登山口の麓に「おびなたの湯」という日帰り温泉があるのですが、営業時間は18時まで。何とか、この温泉の営業時間に間に合うように辿り着きたい。山間の温泉で、とても感じが良さげなんです。
2日目の下山後は、余裕があれば松本市考古博物館に寄ります。その後、諏訪湖に向かい諏訪大社の下社、地元の銭湯、諏訪御湖鶴酒造場を訪問します。ところで、長野県らしい酒のアテって何だろう? 白山での登山を予定していた時は、越前海岸の魚の干物をアテにするつもりでした。現地で考えるつもりですが、美味しいアテが欲しい。
その日の夜はキャンプ場で一泊して、朝は諏訪大社の上社を訪問します。その後、時間が無い中ですが諏訪市博物館を訪問します。10時に退館した後、10時間かけて大阪に帰ります。博物館の訪問は2館だけ。朝と夕に諏訪大社を参詣しますが、登山をする割には盛りだくさんの内容になります。今から、鼻息を荒くしています。




