スーパーカブの旅――今年の計画
今年の正月は遠征をしませんでした。その後も目立った行動は起こしていません。いませんが、頭の中では色々と計画をしています。そんな今後の計画を呟いてみたい。
昨年の秋は、登山に目覚めました。12月の大峯山の雪景色は圧巻。痺れました。2月末に連休があります。この連休を利用して、また大峯山に行ってみたい。前回は、山上ヶ岳でしたが、今回は近畿最高峰の八経ヶ岳に挑戦します。標高1915m。計画では、山の中の弥山小屋で一泊します。そんでもって、八経ヶ岳で日の出を拝みたい。計画は未定で、天気が荒れると登れない。是非とも晴れてほしい。
現在の八経ヶ岳の様子を、実際に登った方のレポートを通して追いかけているのですが、とんでもない雪の量。林立する木が雪の中に消えてしまい、スノーモンスターになっています。樹氷どころの騒ぎではありません。是非とも見てみたい。登山道も雪で埋まっており、新雪では足が太ももまで埋まります。雪をかき分けて歩く様子をラッセルと言うそうですが、ラッセルしてみたい。
ただ問題は、現在の装備では登れないことです。確実に必要なものは、スノーシュー、もしくは「かんじき」になります。深い雪の中では、足が沈みます。スノーシューがあれば、雪の上に幾分浮くことが出来ます。ただ、購入するとなるとかなり高い。現在、ヤフオクで安く買えないかと入札中です。
テントを使うかは、現在は思案中です。山小屋が使用できるので、使わなくても何とかなるのかもしれません。ただ、寒すぎるからな~。先行者の話では、小屋の中でテントを使用することで、0度で快適だったとありました。0度くらいなら、これまでも経験しています。でもな~、テントを運ぶの、重いしな~。
先日、「鹿の国」という映画を観ました。諏訪大社には、他の神社では見られない儀式があります。鹿の首を捧げる祭祀で「御頭祭」と言います。昔はわざわざ鹿を狩って、75頭もの鹿の頭を捧げていたそうです。この諏訪大社の神官は「守矢」という姓で、物部守屋と関係があると伝えられています。実際のところは分かりませんが、古代史を深掘るのなら外せない神社になります。ということで、ゴールデンウィークは、長野県の諏訪湖周辺に行きたい。
長野県……遠いなー。昨年のお盆は、出雲大社にスーパーカブで行きました。その距離、350km。諏訪湖も調べてみると350km。なんと同じ距離。10時間も走り続けないといけないけれど、これなら走れる。どうせなら、高山から穂高を経由したら素晴らしい大自然に出会えるかも。調べてみると、その距離450km。100kmも追加したら、時間にして3時間近くも更に走らないといけない。スーパーカブは、遅いからな~。却下。
登山は天候が荒れたら登れないけれど、諏訪大社は雨が降っても行きます。諏訪周辺には、諏訪大社だけではなく、縄文土器や黒曜石を展示した博物館が幾つもあります。縄文のビーナスも見てみたい。まだ思い付きの段階なので計画は立て切れていませんが、最高の旅にしたい。
夏は、もう一度、八経ヶ岳に登りたい。しかも、破線ルートで。沢登りの要素もあり、これは上級者のコースになります。慎重に考える必要がありますが……。でも、きっと行くだろうな~。気持ちを抑えられない。




