表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
だるっぱの呟き  作者: だるっぱ
359/495

NieR:Automataの一週目が終わりました

 今日は晦日。5日間、22時間も時間を費やして「NieR:Automata」のAエンドが終了しました。お酒を飲みながらエンディングを鑑賞したことも影響したのですが、少し泣きました。内容には触れませんが、一つの物語を読み終えた様な、一つの映画を鑑賞し終えた様な感動がありました。このゲームの完成度はとても高いと思います。缶ビールを二本、焼酎とラム酒をロックでカパカパと飲んだ後ですが、感じたことを垂れ流したいと思います。


 僕はゲームマニアではありませんが、時々、どっぷりとゲームにハマります。初めてゲームにハマったのは大学生の頃で「ストリートファイターⅡ」になります。僕のハンドルネームである「だるっぱ」は、ストⅡのキャラクターである「ダルシム」と「パッパラパー」を掛け合わせたものになります。ゲームのストーリープレイではエンディングを見ることが出来ないくらいに弱いのに、対戦では滅法強い――そんな僕でした。対戦がとにかく面白かった。フェイントをかましながら、相手のスキを狙います。一瞬の駆け引きに燃えました。各地のゲームセンターに遠征に出かけては武者修行。地元のゲームセンターでは小学生の子供たちからダルシムマスターと呼ばれていました。……お恥ずかしい話です。


 最近では、コロナ渦に二つのゲームにハマりました。「Hollow Knight」と「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」になります。どちらも正月を中心にして、とことんやり込みました。どちらのゲームも世界観の作り込みが素晴らしい。また、操作性が素晴らしい。ゲームの完成度がとても高く、自分がその世界の住人になったような感覚になれます。「Hollow Knight」に関しては、ゲームに流れるBGMがとても素晴らしく、思わずアルバムを買ってしまいました。今でも聴いています


 で、「NieR:Automata」なのですが、これも世界観が作り込まれたゲームでした。人間ではなく、人類が作ったオートマタという人形が活躍する世界になります。人形ではありますが、人間と同じように心があります。戦い続ける人形は、自身の存在について考えます。その哲学的な問いかけは、手塚治虫のアトムに通ずるものがありました。何処までが人間で、どこまでが人形なのか。


 宗教の世界では、神が人間を創造した……という概念があります。「NieR:Automata」の世界では、人間がオートマタを創造しました。ある意味、オートマタにとって人間は神のような存在になるのです。オートマタには感情がありました。仲間を愛し、仲間の死を悲しみ、戦うことに怯えます。なぜ戦い続けなければならないのかという問いかけを心の底に押し込めて、戦場に向かいました。オートマタは、人間の命令に逆らうことが出来ません。


 この作品は、オートマタの視点から、人間と神との関係について問いかけた作品だと思いました。そこには封建的な上下関係が存在しています。創造主である神と、意志を持った人間。同じような関係性として、親と子もあります。親が結ばれたことで、子供は誕生します。しかし、子供は親の道具ではありません。自我を持った一人の人間です。普遍的なテーマだな~と思いました。


 「NieR:Automata」は、マルチエンディングでした。Aエンド、Bエンド、Cエンドと続き、最後のZエンドまで26ものエンドがあるそうです。全てのエンドを解放するつもりはありませんが、この年末年始は、ずっとやり込むと思います。その所為で、大台ケ原を舞台にした小説の執筆が遅れています。もし、楽しみにされている方がいたらすみません。実は、ちょっとしたスランプに陥っています。書けそうで書けない。イメージが喉元まで出かかっているのに、吐き出せない。そんな感じです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ