出雲二日目
何れ出雲紀行として起こしますが、二日目のハイライトを述べたいと思います。
なんと言っても、出雲大社はとても良かったです。これまでにも伊勢神宮や、大神神社、伏見神社と歴史ある神社に足を運んで来たわけですが、それぞれに性格の違いがありました。ままとめ切れていないので、所感だけですが、いつも大社は地元に愛されていると強く感じました。
伏見稲荷はとても派手な印象で、昨今の観光ブームから海外の来客者が異様におおかった。
大神神社は、とても厳かでよかったのですが、かなり閉鎖的で他者を寄せ付けない厳格な空気がありました。
出雲大社は、とてもゆっくり。朝早い参拝ということもありましたが、慌ただしさを感じませんでした。とくに、周辺の田畑にそれを感じます。
出雲周辺を様々にスーパーカブで走りました。どこに行っても美しい田畑の姿。日本の原始風景を思い出しました。原始風景といえば、明日香村でも同じことを感じました。日本古来の自然を残しているんだなと思いました。しかし、それは違いました。
二日目の夜は、鳥取の大仙の麓の海岸で野宿をしています。走りながら鳥取の田畑を観察しました。多くは後継者がいないのか荒れ地になっていました。草がボーボーです。出雲ではそうした光景は見られませんでした。
出雲の農民の、結束力というか、田畑への強い想いを感じました。誰が見ていようと見なくても、俺の畑は俺が護る。そうした強い意志を出雲から感じました。それは出雲が神話の世界で、その世界観を護ろうとする姿なのかもしれません。
出雲が、とても大好きになりました。また、訪れたい。一日では広すぎて回りけれません。率直な意見でした。




