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だるっぱの呟き  作者: だるっぱ
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秋になりました

 あれほど暑かった夏も遠いことに感じられ、とっても涼しくなりました。昔から、食欲の秋とか、読書の秋とか言われます。夏から秋への季節の移り変わりは、僕たちに何かしらの変化を与えるみたいです。僕の場合では、夏場はビール一辺倒だったのに晩酌に日本酒が欲しくなったりだとか、そのアテにする為に糠漬けを始めたりだとか、寒くなったのでソロキャンプの計画を立て始めています。


 11月の上旬に、奈良国立博物館で開催される正倉院展に行きます。前売り券を買ったのですが、その前売り券がちょっと凄い。ほとんどコンサートに行く感覚です。一般的な博物館は、前売り券があればいつでも入場ができます。しかし、年に一回の正倉院展は、日にち指定で前売り券を買う必要があるだけでなく、更に30分ごとに入場時間が区切られているのです。入場時間を気にしないといけないので当日は慌てそうですが、裏返せばそれだけ関心がある方が多い展覧会だということです。この正倉院展に合わせて、前日からソロキャンプをするつもりです。


 キャンプ地は、大阪と奈良の境界である生駒山を予定しています。普通であればキャンプ場を予約するのですが、そのことで悩んでいます。僕は若い頃に、野宿をしながら自転車旅行をしていた経歴があります。その感覚が抜けていない。整備されたキャンプ場ではヒリヒリとした自然を感じにくいのです。僕は、ソロキャンプで一人っきりになりたい。自然に溶け込んでしまうような感覚が欲しいのです。生駒山に、僕がソロキャンプをするのに好都合な場所があるのか、現在、捜索中です。


 ソロキャンプの道具も最小限になります。当日は、愛車である50ccのスーパーカブで移動するので、そのカブで運べる道具しか用意しません。焼き鳥で酒を飲み、テントで寝れたらそれで十分です。近くに小川でもあれば最高ですが、贅沢は言いません。何だか、格安のアパートでも探しているような気分です。最適地を探して下見ツーリングをするつもりなのですが、ちょっと難しいかもしれないな……と予想しています。生駒山は、山と言いつつもかなり都会です。グーグルアースで下調べをしているのですが、かなり開発がすすんでいました。良い場所が無かったらキャンプ場を予約します。とは言いつつ、予約でいっぱいかもしれませんね。


 ちょうど2年前に、聖徳太子の小説を書こうと思い立ったのですが、まだ勉強中です。今年の前半は、聖徳太子から離れて、日本史世界史を勉強しました。戦争の歴史や宗教の歴史を俯瞰してみて、ざっくりとした時代の流れを感じたかったからです。なぜ、人間が愚かなことを繰り返すのか、ぼんやりと思案中です。これからの未来に向けて、人間はどのように変化していくのか、ぼんやりと思案中です。僕にとって聖徳太子は、過去の話ではありますけど、人間の探究が根本のテーマです。過去を見ながら、未来を模索したいです。


 先月くらいからは、聖徳太子が生きてきた歴史をダイレクトに勉強しています。詳しくは述べませんが、あの時代は男と女の愛憎劇が一杯でした。宗教とか権力欲とか何か高尚なテーマが潜んでいそうに見えますが、時代を動かした直接の原因は、案外と人間の嫉妬かもしれません。厄介な感情になります。

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