ONE NOTEが愚図ついた
最近、性の歴史について勉強しました。何と言うか、僕が信じていた常識がひっくり返るような内容でした。世間ではLGBTQの議論が盛んです。良いことだとは思うのですが、正直なところそれらの性をどのように捉えたらよいのか僕には分からなかった。ですから、とても参考になりました。心が動くと、その所感を綴りたくなります。パソコンの電源を入れました。いつも使用しているマイクロソフト謹製のONENOTEを開きます。
ONENOTEは、様々な情報を管理することが出来ます。写真や図形をコピーして貼り付けるだけで管理できますし、直接に文章を打ち込むことも出来ます。文章の作成だけならWordの方が優秀なのですが、それらのデータを効率よく管理したければONENOTEの方が断然便利です。感覚的に、ルーズリーフに似ています。僕は小説を書いていますが、ONENOTEであれば章ごとに文章が管理ができるし、章の入れ替えも簡単です。同じように、プロットや登場人物のデータも管理しやすいので、とても重宝しています。
「だるっぱの呟き」という題名のエッセイを、僕はONENOTEで書いています。性の歴史について勉強したので、「性の歴史ー18禁ー」とテーマを決めて、文章を綴ることにしました。さて、本文の打ち込みです。どのような書き出しにしようかなと考えていると、ONENOTEに妙なインフォメーションが現れました。容量が一杯で更新できないと警告してきたのです。
――えっ!
ONENOTEのデータは、クラウド上のONEDRIVEに保存されます。無料で使用する場合は5GBの容量が割り当てられます。最近のスマホのストレージは64GBや128GBだったりしますから、その事と比較すると小さな容量に見えます。でも、僕の利用はほとんどが文字だけです。1GBなら全角の文字を3.3億文字も打ち込めます。僕の最長の小説でも30万文字ですから、普通であれば容量が一杯になることはない。
――なんで?
色々と調べたのですが、結論としてはやっぱり容量が一杯になっていました。ネット上で調べ物をした場合、気になる情報は後から見返すためにONENOTEに貼り付けています。そのデータが多かったようです。更には、ONENOTEの1ファイルのサイズは2GB以内で収める必要があったのです。つまり、一つのファイルに、小説もエッセイもネットのデータも、僕はごちゃ混ぜにして保存していたのです。折角なので、ファイルを分割して整理することにしました。
使えなかったONENOTEが、やっと使えるようになったので、次回は僕なりの「性の歴史」を紹介したいと思います。かなりタブー視されている領域なので、僕の視座に不快感を覚える方がいるでしょう。また、18歳未満お断りの内容になります。別に性的に興奮するような内容を書くつもりではありませんが、事実としてあったことは、そのまま紹介するつもりです。かなり偏見に満ちた世界です。というか、僕たちの先祖はそうした偏見を乗り越えて人権という概念を生み出しました。人権を理解したいのであれば、人権が無かった世界を理解することは必要条件だと考えます。ご興味のある方は、しばらくお待ちください。