知りたい
酔っぱらった状態での乱筆をお許しください。素面だと、綺麗に話を作ろうとするので、ついつい筆が止まってしまいます。その事が悪いわけではないのですが、時に綺麗に書き切れずに没にすることもあります。酔っぱらっている時は、無性に書きたいので気持ちよく筆が走ります。脈絡が無くなるときもありますが、それが僕の本音だったりします。
先程、お酒を飲みながら「進撃の巨人」を見返していました。原作者である諌山創は、つくづく天才だと感じております。世界観の構築だけでなく、物語の展開、倫理性の追求、人物描写など押さえるところがしっかり計算されています。下手なファンタジーだと、ツッコミどころが満載で物語に集中できないのですが、この作品の説得力ある描写に脱帽です。
嫁さんから紹介された「ゆる言語学ラジオ」ですが、難しいですが最高です。僕がこれから書き上げたい作品に関する、思想面の補完に役立っております。詳しいことは割愛しますが、僕たちが普段話している言葉に、思想的な傾向性があったことに驚いています。またそれだけでなく、純粋に言語学が面白い。色々な書籍も紹介してくれるので、思わずポチってしまいました。
「知的好奇心に苛まれています」
この表現、古文の助動詞「る・らる」の自発的表現の部類になります。圧倒的な何かに対して、自分の中から湧き上がる激情に対してその影響に抗うことが出来ない。そうした表現の訳語です。そうした精神が、古来より日本人の中に熟成されてきました。解釈すると「しかたがない」です。古来の圧倒的な何かとは何でしょうか?
飛鳥時代の聖徳太子について勉強していますが、当時、中国や朝鮮半島から、日本は文化を輸入していました。その一つに、仏教があります。しかし、良い面だけではありません。悪い面の輸入もありました。それが天然痘です。それが原因で天皇が亡くなりました。聖徳太子の父親もなくなります。今では、それが天然痘だろうと認識されていますが、当時の人々は天然痘がどのような存在なのか分かりません。というか、細菌が原因で病気になるという認識すら無かったと思います。得体のしれない何かに、当時の日本人は怯えていたのです。
例えば、神社は聖域です。その敷地に「穢れ」を入れません。そうした意識は、天然痘由来かもしれません。多くの人が巷で死んでいく中で、人間が講じれる手立ては知れています。そうした状況をつまびらかに表した小説があります。澤田 瞳子が著した「火定」です。舞台は平安時代ですが、当時の混乱した世情を表現したそうです。現代の、コロナに通じるところがあります。まだ読み始めた所なので、詳しいことは言えません。しかし、面白い。
先程、ヤフオクで水樹和佳子が著した「イティハーサ」を競り落としました。縄文時代を舞台とした少女漫画だそうです。これも非常に楽しみです。ネットで少し読みましたが、縄文時代の描写が俊逸です。当時の世界観に浸れそうで楽しみにしています。
最近は、子供の頃に遊んだことがある「今城塚」にも行ってきました。高槻市にあるのですが、継体天皇の墓だと言われています、継体天皇のお孫さんは、推古天皇になります。継体天皇は、何かと曰くのある人物で、非常に面白いキャラクターです。聖徳太子の世界を現す上で外せないパーツだと、僕は考えています。
今の僕は、飛鳥をイメージできるようなものに、とても貪欲です。もし、僕が面白がるような情報があれば教えて欲しいです。当時の、民衆の生活や思想、大王家の生活や思想、そんた事柄を僕は非常に欲しています。