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京都散策
本日は、京都に来ています。JR京都線で京都に入り、そこから嵯峨野線に乗り換えます。向かう先は、太秦です。
太秦は、映画村で有名ですが、この太秦の地名の由来をご存知でしょうか?
古墳時代から続く豪族の一つ、秦氏の本拠地であったことから名付けられました。一説では、渡来人であり且つ、ユダヤ一族の末裔だとも言われています。
秦氏は、「はたうじ」と読みます。蚕を使った養蚕と機織りの技術を持ち、他にも土木や酒造、鍛冶の技術を日本にもたらしたと考えられています。機織りを「はたおり」と読むのは、秦氏の名前から転じられたものでしょう。
そうした秦氏のなかで、聖徳太子をサポートした人物がいます。秦河勝です。秦河勝は、京都で最も古い寺を建造しました。広隆寺と言います。この周辺には、古墳もあり石舞台古墳よりも大きな石室が剥き出しになっているそうです。秦氏の有力者の墓だとされています。
本日は、そうした太秦周辺を散策します