ONE NOTE
暑くなりました。シャツ一枚で、パソコンに向かっています。6月13日の長男の誕生日に「逃げるしかないだろう」を書き終えて、二週間近くが経ちました。現在も、推敲を続けておりますが、もう直ぐ完了します。推敲というのは、とても時間が掛かりますが、不安定だった文章が綺麗にまとまっていくのは気持ちが良いものです。
さて、文章を作成するにあたって、皆さんは、どの様な環境を用意されているのでしょうか。僕にとって、これは、結構大切なことです。学生の頃の僕は、いつも手元に大学ノートを用意していて、毎日のように日記を書いていました。いまさら、ノートに文章を書くということは、もうしませんが、書きたい時にいつでも書けるというのは、とても重要なことでした。後から書こうと思っても、後になると、必ず何を書くつもりだったのか忘れてしまいますから。
20年前くらいから、パソコンで文章を書くようになりました。ちょうどその頃、世間ではブログが流行っていたので、僕も流行に乗って、ブログを始めました。ただ、パソコンは、便利なんですが、パソコンの前に座らないと、作業を始めることが出来ません。書きたい時に、手元にパソコンがない。これが痛い。三日坊主の僕は、気が付くと、文章を書くことを止めていました。
昨年、コロナ渦の中、スーパーカブに乗ってソロキャンプに行きました。その時に、スーパーカブをネタにして小説を書こうと思い立ちました。その時に、小説を書くためのツールとして、マイクロソフトのワンノートを使用することを決めました。ワンノートの便利なところに付いて、少し説明したいと思います。
まず、ルーズリーフのように文章を管理できることが便利です。メインは小説の本文を書くために使用しますが、プロットの作成にも使います。それ以外にも、登場人物、時代背景、資料、備忘録、アイデア、思いついたことは何でもファイルしています。これが、かなり重宝します。
次に、同期機能が便利すぎます。家のパソコンでメインの作業を行いますが、同じ作業を会社のパソコンでも行えますし、手元のスマートフォンでも作業が出来ます。特に、スマホはいつもポケットに入っているので、出かけている時でも、文章の作成が出来ます。ただ、時々、同期機能がエラーを起こすことがあります。それでも、どこででも作業が出来るというのは、僕のフラストレーションが溜まるのを軽減してくれます。書きたい時に、書くことが出来る。それが、どんなにも素晴らしい事か。
「逃げるしかないだろう」の推敲をしながら、次回作について色々と想像を巡らしています。実は、簡単なプロットは、もう出来ています。次回作は、「逃げるしかないだろう」の登場人物である木崎隆を主人公にして、1970年代を舞台にして物語を綴っていきます。ですから、譲治だけがのけ者です。その他の登場人物は、ほとんどが登場する予定です。7月に入り次第、第一稿をアップ出来たらいいなと思っています。これからも、宜しくお願いいたします。