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屑と鉄屑のミスマッチ  作者: 下郎
1/1

照り返す朝日は終焉の象徴

目が覚めた。


とは言ってもまだ頭の片隅には眠気の

残滓のようなものが感じられる。


そんな覚醒とも半覚醒ともつかない、


茫漠とした意識を引きずりながら辟易と

今日も登校への身支度を済ます。



野暮ったい寝巻きを脱ぎ捨て、制服に

着替える。



無味乾燥、味気も糞もなく支度を

済ませ、視界に敢然とそそり立つ、

玄関ドアをこじ開けた。


開け放たれた玄関の隙間から送られて

きたのは、直近で粉塵爆発でも起こったかのような熱風だった。



また今年も日焼けして褐変した皮膚を上から

丁重に剥いていくあの作業をする羽目になる

のであろうか。


まぁ割とあの時間は嫌いでもないから構わないのだが。






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