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翌朝
《サイド:御神涼》
翌朝。
僕に待っていたのは父上のやり残した雑務の引継ぎに兵士達の葬儀の準備や王城の補修の計画等々。
ただひたすらに事務処理の山だった。
一応、葬儀の計画に関しては兄上に委ねるつもりだけど。
費用の計算や友好国への書簡の用意に関係者への挨拶などのそれ以外の部分でもやるべきことが数多くあったんだ。
それに王城の復旧作業にあたっている作業員達の賃金や食事の提供における資金の確保。
新たな兵士の募集などの書類も山積みになっている。
なにより代理とはいえ国王としての義務も果たさなければいけないんだ。
各村や町に砦等への徴収と配給処理。
そういった国内の発展ももちろんだけど、
戦争に備えて軍備も強化しなければならない。
そんな慣れない事務処理を失敗しないために、
今日は丸一日を費やすことになってしまった。




