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THE HANGED MAN  作者: SEASONS
2日目
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気が滅入る

《サイド:御神涼》

(…さて、と。)



ひとまず兄上が入院している病院にはたどり着いた。



(だけど…。)



気が進まない…と言うか、気が重い。


ただ兄上にあって話をするだけなのに、

病院に入った瞬間から心臓の鼓動が一気に加速し始めた。



(はぁ…。)



気が滅入るというのはこういうことを言うのだろうか。


一歩一歩進むごとに胃が痛くなってくる。



(ここで退き返して帰りたいな…。)



それが出来ればどんなに幸せだろうか。


何もかもなかったことにして忘れることが出来るのなら、是が非でもそうしたいと思う。



(まあ、無理だけどね…。)



今更言い訳をしても手遅れだ。


すでに僕の運命は決まってしまっているから、

ここで落ち込むのは時間の無駄でしかない。



(覚悟を決めよう。)



どんな罵倒も受け入れる。


そう決めて兄上の病室に向かうことにした。



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