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ポケ◯ン

「あんた,さっきからお化けだのゾンビだの,非科学的なことばかり言わないでくれない? 私,非科学的なことがこの世で一番嫌いなの」


 明日香が真依子を睨みつける。幽霊が見えるという特殊能力を持ちながらも,明日香は徹底的な科学信奉者なのである。不合理極まりない。



「ほら! あんたのせいで患者さんが驚いて起きちゃったじゃない!」


 病室のベッドは一つも埋まっていないため,明日香が言っている「患者さん」が幽霊であることは間違いない。



「山中さん,落ち着いて。そんなに慌てないで」


 明日香が空のベッドに向かってなだめる。



「え? 自爆? 何言ってるの? あの子はテロリストじゃないわよ?」


 真依子には会話の一方当事者の声が聞こえないため状況はよく分からないが,山中さん(幽霊)はどうやら真依子が自爆すると思っているらしい。



「ううん。山中さん,違う! あの子はマルマ◯ンじゃないわ!」


「巫女服の色からの連想!? 想像力たくましすぎでしょ!!」


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