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ナース服

「何はともあれ,敵陣突入よ」


 真依子が笠井の手を引っ張り,病院の中へと引き入れる。

 巫女に強引に手を引かれるという出来事に対して,開かれる自動ドアに反射した笠井の顔はまんざらでもなかった。



 病院内では,否が応でも例の「コスプレ」姿の女性が目を引く。



「そういえば,笠井さん,ナース服には興味ないの?」


「なんでですか?」


 笠井が素っ頓狂な声を出す。



「だって,ナース服は巫女服と違って胸も強調されてるし,巫女服と違ってスカートが短くてエロいじゃん。ナース服の方が巫女服より可愛…」


 真依子が最後まで言い切る前に,笠井が啖呵を切る。

 


「はあ!? 真依子様,何言ってるんですか!? 胸の膨らみを隠すようにルーズに重ねられた装束がエロいんです!!露出を抑えた長い袴からわずかに覗く生脚がエロいんです!! 巫女服はナース服なんかとは比べものにならないくらいエロいんだ!!!」


「分かった。あんたにこの議論をふっかけた私が間違いだった」


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