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守護霊

「篤志,さっさと帰るわよ。こんなところにいたら私の頭までおかしくなりそう」


 明日香に腕を掴まれた篤志は,抵抗し,その場に踏み止まった。



「姉ちゃん,気付いてくれ! 姉ちゃんは呪われてるんだ! この神社で呪いを解いてもらわなきゃ!」


「呪い? そんなものこの世に存在するわけないじゃない! 篤志,あんたは置いて帰るわ。ジェームス行くわよ」


「ジェームス?」


「俺の姉に常にくっついてる付き人です。もちろん幽霊です」


 篤志の解説に,いわゆる守護霊か,と真依子は納得する。


 明日香は本殿に踵を返した。



「明日香さんは本当に呪われてます! 祈祷をしますので,帰らないでください!」

 

 笠井が明日香の前に立ちはだかった。



「いい度胸ね。ジェームス,やっちゃいなさい」


 突然,笠井の体が吹き飛ばされ,石畳に叩きつけられた。


 篤志が解説する。



「霊の攻撃は目に見えません。対抗するにはこちらも守護霊を持たないと…」


「シャーマンキ◯グみたいな展開ね!?」


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