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処女

「…ちょ、ちょ、ちょっと…な、何、い、言ってるのよ? …私、しょ、処女なんかじゃ、な、な、ないからね!?」


「無理しないでください。神の目は誤魔化せませんから」


「っていうか、『まあまあ可愛い』ってどういうこと!?」


「神は心が広いので、そんなに美人でなくても許容できるということです」


「は? 私に喧嘩売ってるの? あ、分かった。神様は若い子が好きなんでしょ? 私がJKだから、私のこと気に入ったんだ」


「いいえ。神は心が広いので10代から50代までイケます」


「それって、心が広いんじゃなくて単に見境が無いだけだよね?」


「いいえ。冒涜しないでください。神は寛大な心で全てを許すことができるんです」


「じゃあ、別に私が処女じゃなくてもいいよね?」


「それはダメです!! 神は処女以外受け付けません!! ビッチは論外。そうでなくとも一度でも穢れてしまった女に、神が関心を持つわけがありません!!」


「めちゃくちゃ心狭いじゃん!!」


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