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備前宰相の猫  作者: 山田忍
125/153

猫の船探し

「…………」

 南蛮かぶれを蹴り飛ばそうとした時に、海に落ちてしまった。

 ああ、体が冷たい……。

 どんどん深いところに沈んでいく……。

 この海に包まれて、俺は死ぬのか……。

 ありがたいありがたい。…………訳ないだろっ‼

 俺はサイコキネシスを使い、空を飛んだ。

「まだ死んでたまるか! もっと女とヤッてから死ぬんだ‼」

 たくっ! ここはどこだ?

 瀬戸内海らしく島はあるが、肝心の船が無い!

 取りあえず、近くに島があるな。

「行こうか」

 島まで移動した俺は、まず体を振るってから、次にどうするかを決めた。

「まず、南蛮かぶれの船を探すか。そうしないと、ご馳走が食えないし、女の子達と遊びたいのに遊べない」

 が、腹が減った。何か間食を……と思ったが、

「ご馳走が食べたいからな」

 食事を美味しく食べるため、間食をガマンした。

「探すか」

 俺は空を飛び、船を探す事にした。

「どこだ?」

 周りを見渡すが船は無い。

「船はどこだ?」

 島は見えるが船は無い。だが、その島には、

「か……可愛い雌猫‼」

 つい嬉しくなって、その島に行くが、俺を見て雌猫ちゃんは逃げてしまった。

「フラレた……」

 俺には、お豪ちゃん達だけか……と思い、船を探す事にする。

 それから、しばらくすると、

「ん?」

 南蛮かぶれの船を見つけた。が、船の近くに赤い旗を掲げたフリゲート船が見えた。

「確か……あれは、クィーン・アンズ・リヴェンジだったな。時代も場所も違うだろ。行くとするか」

 俺は船に行った。

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