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vividy b(o/ud)dy doo  作者: ┃<∪┃∩>┃
Crossroads ー 断決点 ー
9/19

001-02

「だからぁ、そうなったら、魁はまたワタシの言うとおりにすればいいのよ。それ

に慣れちゃってと、ワタシは言っているわけ」


「ン~‥‥」


「お腹が減ったら食べるでしょ、呼吸をするのも同じだわ。生きていくのに必要な

ことに慣れるのに、嫌も何もないんじゃない?」


「でも、お腹が凄く減っててもバナナとメロンは絶対に食べないよ。小ナスの辛子

漬けなんか、死んでも食べない、食べたら死んじゃうよ逆にっ。ボクが言ってるの

は、たぶんそんなカンジのことなんだ」


「死んじゃうなんて言葉を軽軽しく口に出さないのっ。怒っちゃうんだからぁ」


「もう怒ってるじゃないかぁ」


「悲しさをブツケているのっ。泣いたっていいのよ、激しくいつまでもワーワーの

大泣きをしてあげるんだからぁ。ワタシだって、よりキズついちゃう年頃なんだも

んっ」


「わかったよモ~、もう言わないって」


「ゴメンなさいでしょ」


「‥‥ゴメンなさい、けどそれももうやめてくれない? ボクと一緒に変に成長し

ちゃってるdooなんだから、わかるでしょ?」


「何がよ?」


「だから、言葉と本心は完全に同じじゃないってことや、言葉には言葉どおりじゃ

ない意味があるとか、面倒クサそうだからとりあえず謝ってるだけで、ホントは、

そんなdooにボクが(あき)れてることとか」


 魁の表情は、TVにセットされているなど複数台のカメラでしっかりと捉え、分

析、認識、対応選択肢の順位付けから判断までが既に完了している。

 そのためdooも、TV画面から呆れ顔を浮かべながら返答。


「わかるわよ、魁の言いたいことは。だけど魁の本心まではわからないから、なん

か面倒クサそうと思わせることができれば、それでいいんだもん、次から言い難く

なるのは間違いないでしょ」


「それってなんか、お母さんのやり方と同じだって。dooまで真似(まね)すんのやめて

よねっ」


「別に魁のお母さんを真似しているわけじゃないし、魁のお母さんもそんな考えか

らクドクド言うの、それを(しつけ)って言うのよ」


 溜息を吐くとともに、魁は背中からゴロンと仰向けに寝転がった。


「オトナの都合もいいよもう‥‥dooの言うとおりにすればいいのはわかってて

もさ、それは嫌って言うより、それじゃスッキリしないんだよ」


「発達段階におけるアシンクロニー(心・体・知非同調)ね。認知と情動のギャッ

プでアンビヴァレンスが適切に処理しきれず、高い衝動性からの情動調整がムズい

ってことだわ‥‥」


「知らないよっ。とにかくdooのやり方じゃ根本的に解決しない、対症療法って

ヤツでしかないんじゃないの? そんなのに慣れたくなんかないだけ」

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