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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第九十三話

宇宙生物を倒しに行っていた、楓、ハルカ、エルフィンドが戻ってきた。


「ごめ~ん。倒したのはいいんだけど全部持って帰ってこれなかった」


「えっと・・・。大型輸送艦3艦で収まらないとかどんだけ倒したの?」


「データ送るね」


俊が送られてきたデータを見ると大規模な宇宙生物の群れだった。


「うん・・・。色々言いたいことはあるけど後にするね。アカネ、悪いんだけど回収しにいってもらっていい?」


「了解。サクッと行ってくるね」


そう言ってアカネは改装の終わった艦と大型輸送艦2艦を引き連れ宇宙生物の死骸を回収しに向かった。


「それにしても・・・。なんでこの規模に挑むかなぁ?」


俊は3人を問い詰める。


「ちょっと艦の性能を色々試したくてね」


エルフィンドが笑顔でそう言ってくる。


「楓ちゃんもいるし余裕かなぁって」


ハルカも反省の色が見えない。


「はぁ・・・。ごめんね。止めきれなかったの。フォローの為に戦闘機に被害だしちゃった」


楓は申し訳なさそうに言ってくる。


「まぁ・・・。この規模の群れに挑んで戦闘機の被害がこれだけなら十分だと思うよ」


普通ならもっと被害が出ていてもおかしくない。


俊が指揮していたなら間違いなく8割ぐらいはダメにしているだろう。


とはいえ責任者として何もしないわけにはいかない。


だが、戦力を遊ばせておくのももったいない。


「とりあえず、整備と補給はするとして・・・。罰として3人にはハーリー星系の宇宙海賊退治をしてもらおうかな」


「宇宙海賊退治かぁ・・・。暇をするよりはいいかな?」


「そうだね。試したい戦術もあるし」


一応、罰なのだがハルカとエルフィンドは喜んでいる。


「言っとくけど。無茶をしないように」


「は~い」


「というわけで、楓には悪いけど・・・」


「いいって。でも、宇宙海賊退治を罰にするあたりそんなに酷いの?」


「なんか、僕らがこっちに移動したら活発に動いてるらしくてね。今、データを送るね」


3人にオズマから貰ったデータを送信する。


「これは酷い・・・」


「うん。思ってたより湧いてきたね」


「まるで黒い悪魔みたい」


「黒い悪魔?」


「地球にはゴキブリっていう迷惑な虫がいてね。1匹みたら30匹はいると思えって」


「確かに似てるね。宇宙海賊って退治しても退治してもいくらでも湧いてくるからね」


「どこから艦を調達してるのやら」


「噂ではどこかに海賊の巣があるんじゃないかって」


「へぇ・・・。そんな迷惑な場所があるんだ」


「正規軍も躍起になって探してるけど場所を特定できないらしいよ」


「まぁ、倒せばお金になるのには変わらないから頑張って狩ろう」


3人はやる気は十分のようだ。


この様子だとシオンとフィーネの指揮する艦の改装が終わったら支援してもらったほうがいいかもしれない。

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