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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第九十二話

今回、移住してきた人たちは手に職を持つ人々である。


まだ、稼働できていない設備もあるが数日のうちには完成する予定だ。


「さて、こんなところかな」


「父さんは慣れてるね」


「まぁ、幼いころから学んでいたのもあるし、ハーリー星系の開発の時に散々苦労したからね」


「なるほど・・・」


「本当はずっと地球でのんびりする予定だったんだよ」


父であるカールと母であるアルシェントは地球で幸せそうだった。


「辞退すればよかったんじゃない?」


「そういうわけにもいかないさ。公爵家に生まれた以上はそれなりに責任もある。兄が生きていれば任せてもよかったが、私が戻らなければ内紛になるところだった」


公爵家がどれぐらいの規模を支配しているかはわからないが多くの人を見捨てられなかったのだろう。


「でも、不思議なのが降嫁したはずの母さんが皇族として暴れまわっていることなんだけど・・・」


「うん?勘違いしてるようだけど母さんは降嫁してないよ。私が婿養子に入った形だからね」


「そうだったの?」


「次期、女王候補だったんだけど皇族同士の争いが酷くてね。どれだけ、叩き潰しても馬鹿な連中が湧いてね。それに嫌気がさして皇帝にだけ居場所を知らせて雲隠れしたんだよ」


「それが地球?」


「うん。あの星は住むには快適な環境だったからね」


「母さんってお姫様だったんだよね?よく順応できたね」


「最初は失敗ばかりしてたよ。でも、楓ちゃんのご両親がお世話してくれてね」


「家族ぐるみの付き合いしてたけどそんな頃からの付き合いだったんだ」


「楓ちゃんを巻き込んだのは本当に申し訳なくてね。最終的には納得して送りだしてくれたけど・・・。楓ちゃんのことを幸せにしてあげてほしいな」


「そこは言われなくても・・・」


「星系を運営していく上で必要なことをまとめておいたから後で目を通しておいてね」


そう言って父であるカールは大量のデータを端末に送ってきた。


「なんか、多くない?」


「それでも少ないぐらいだよ。まだまだ、教えないといけないことが沢山あるから頑張ってね」


そう言って父であるカールは去って行った。


俊は明石に戻り、各進捗状況を確認してから渡されたデータを読みこんでいく。


わからない箇所はAIに質問すると答えてくれたので助かった。


全部のデータを読み終わるのに1週間ほどかかった。


そこからステーションで実際に実地で学ぶ。


横では父であるカールが監督しており、間違っていれば訂正してくれたのがありがたかった。

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