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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第八十九話

ステーションの設計も終わり俊は各作業の視察に向かった。


従業員達は父であるカールが連れてきた人員に作業を教えてもらいながら各作業に従事している。


基本的に作業をするのはAIだが、細かくAIに指示を出すとその効率が大きく変わってくる。


今までも個人個人が工夫していたことではあるがベテランからの指導というのはやはり大切なようだ。


問題も特に起きていないようなので俊は明石に戻る。


明石に戻った俊はシミュレーターを起動して艦隊指揮の練習をすることにした。


実戦には出してもらえないのだが、時間を作って腕を磨くようにしている。


出題される戦闘状況はAIが作成してくれる。


今回の戦闘状況は軽巡洋艦5艦に駆逐艦30艦。


相手は宇宙生物だ。


まずは基本であるミサイルの射程まで進出しミサイルを惜しみなく発射する。


それだけでかなりの数の宇宙生物が排除される。


ある程度削ったところで駆逐艦を10艦に軽巡洋艦1艦をワンセットとして撃ち漏らした宇宙生物を倒す。


残っている軽巡洋艦2艦は不測の事態に備えて待機だ。


宇宙生物が逃げるようなそぶりを見せる。


実際の戦闘でも宇宙生物は状況が不利だと感じると逃げる場合がある。


逃げた先で繁殖行為をして新たな群れを形成するのだ。


なので、できるだけ殲滅することが好ましいと言われている。


俊は待機させていた軽巡洋艦2艦を逃げる宇宙生物に差し向けた。


だが、全てを倒すことはできなかった。


シミュレーターはそこで終わり、戦闘の評価がされる。


評価は100点中、60点。


宇宙生物に逃げられたのが大きなマイナス点となったようだ。


「お疲れ様~」


「あっ。アカネ。お疲れ様」


「う~ん。途中から見てたけど堅実すぎるかな」


「やっぱり?」


「そうそう。もう少し戦力を分散して包囲網を広げないとね」


わかってはいるのだが、どうしても安全に倒そうとしてしまう。


必要なら無茶もするが今回はその必要性を感じていなかった。


新たに群れを作られても、討伐隊を差し向ければそれでいいと思ってしまう。


「まぁ。危険な戦術をとられるよりはいいけどね。うちには無茶する子もいるから」


「エルフィンドとハルカだね」


「そうそう。あの2人は突撃主義だからね」


突撃艦なんて採用するエルフィンドは当然として、ハルカもチャンスとみると突っ込んでいく癖がある。


宇宙生物相手ならまだいいが宇宙海賊なんかを相手にした場合、心配である。


「今回も無茶してなければいいけどね」


「その為に、楓をフォローにつけたんだけどね」


楓は戦闘機の扱いが上手いが他の艦種でもそこそこの腕がある。


2人だけで向かわせるよりは安心できる。

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