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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第七十八話

午後からはビーチバレー大会が開催された。


景品は俊とのデート券である。


景品が発表されると全員が参加するという展開となった。


人数が多いので急遽コートを増設して複数の試合が同時進行している。


参加している子は全員真剣だ。


試合はどれも白熱したものになった。


負けた子達も勝者を称え、応援する側にまわる。


決勝戦は楓とハルカチーム対エルフィンドとアカネチームだ。


両者とも必死にボールを拾っている。


楓が砂浜にダイブしそれをハルカが相手コートに叩き込む。


それが決まって楓とハルカはハイタッチをしていた。


エルフィンドとアカネも負けていない。


フェイントなどを織り交ぜ楓とハルカを翻弄する。


両チームとも負けてたまるかという気合を感じた。


最後まで勝負は競り合っていたが、決着の時はやってきた。


最後に勝負を決めたのは楓である。


渾身のスパイクがエルフィンドとアカネのコートに突き刺さった。


「負けちゃったね・・・」


「そうね。でも、あの2人になら負けても仕方ないかな」






楓とハルカが俊のもとまで走ってくる。


そのまま2人は飛びついてきた。


俊は避けるわけにもいかずそのまま後ろに倒れ込んだ。


「ちょっと・・・。2人共・・・」


「ごめんごめん。でも、嬉しくて」


「そうですよ。これで堂々とデートできます」


2人が望むならデートぐらいいつでもするのだが、これは言わない方がいいだろう。


「それで、順番は決めてるの?」


「明日は私で明後日が楓さんです」


「わかったよ」


強制的に予定が決まってしまったが、予定も特になかったのでこれはこれで構わない。





夕方までプライベートビーチで過ごし、迎えに来たエアカーに乗り込んで領主館に戻る。


夕食の準備は既にされていた。


皆、遊び疲れたのか静かな夕食となった。


俊は部屋に戻り端末を確認する。


工作艦明石の中では今も駆逐艦の改装が行われている。


その進捗状況を確かめるのも俊の仕事のうちだ。


特に問題なく改装作業は進んでいるようだ。


次に、衛星軌道に待機させている艦をチェックする。


機能をロックしてきたがそれでも盗難がないとも言い切れない。


全ての艦が無事にあるのを確認して作業は終了だ。


明日はハルカとのデートである。


デートなんてしたことがないので色々不安である。


服装はどうするかとか、待ち合わせ時間の何分前にいくかとか。


考えれば考えるほど、ドツボにはまるような気がする。


そんなことを考えていたら時間はあっという間に過ぎていった。


俊は寝坊しないようにとベッドに潜り込んだ。

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