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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第七十五話

俊はいつの間にか眠ってしまっていたようだ。


食事の時間とのことで使用人が起こしてくれた。


食堂に向かうと全員揃っていた。


「お待たせ」


「いえいえ。私達が早くに来すぎただけですから」


「皆の部屋ってどうなってるの?」


「それぞれに個室を用意してくれたんですけど・・・。落ち着かないって数人で集まって使うことにしました」


「なるほど・・・」


俊としても1人であの部屋を使うのは気が引ける。


だが、残念ながら同性の従業員はいない。


こうなるなら、無理やりにでも同性の従業員を雇うべきだったか・・・。


でも、社長と同じ部屋は無理ですって断られそうな気もする。


話している間も、使用人の人達はテキパキと動いている。


コース料理のようで順番に料理が運ばれてくる。


相変わらず使われている食器はお高そうである。


一応、両親からマナーは学んでいたのでそれを実践する。


周囲を見てみれば苦戦している子が多かった。


毎回、これでは純粋に食事を楽しめないだろう。


次からは普通の食事にできないか後で確認しよう。






食事も終わり、俊は自室に引き上げた。


なぜか、楓、ハルカ、アカネ、シオン、フィーネ、エルフィンドが着いてきていたが・・・。


「わぁ・・・。俊の部屋すごいね」


「うんうん。私達の部屋とは別格ですね」


「それで、どうしたの?」


「皆と話し合ったんですけど、明日は海に行かない?」


「海?」


「うん。プライベートビーチがあるんだって」


「そんな物まであるんだ・・・」


俊としては反対する理由は特にない。


「でも、水着とかどうするの?」


「それは使用人さんが用意してくれたよ。これ、俊の分ね」


なんと楓のポケットから男物の水着が出てきた。


「って。よりによって、ブーメランタイプかよ!」


「えっえ~。いいじゃないですか。気にしたら負けですよ」


「いやいや。普通に恥ずかしいから。もっと普通のないの?」


「残念ながらありません」


自信満々にそう言いきられた。


「はぁ・・・。行かないってわけにはいかないよね?」


「皆、俊と遊びに行くのを楽しみにしてるからダメだね」


「わかったよ・・・」


ブーメランタイプの水着は恥ずかしいが受け入れるしかないようだ。


「ふふふ。私達の水着姿を楽しみにしててね」


それだけ言って、楓達は部屋から出ていった。


俊はベルを鳴らして、使用人を呼びだす。


「何かありましたか?」


「食事のことなんだけど、もっと普通のにできない?」


「お望みであればご用意いたします」


「悪いけど、マナーに慣れてない子が多いから・・・」


「わかりました。料理長には伝えておきます」


そう言って使用人は部屋を出ていった。


俊は用意されていた寝間着に着替え今日はもう休むことにした。

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