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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第七十二話

アカネとフィーネが無事戻ってきた。


「お疲れ様」


「いやぁ。ワープって凄いですね」


「うぅぅ・・・。本当は私の仕事だったのに・・・」


ハルカは不満そうである。


「それはハルカが悪いから・・・」


全員からそう突っこまれてしゃがみこみのの字を書きはじめた。


「うわぁ・・・。長く生きてきたけどそれをやる子がいるとは・・・」


エルフィンドがドン引きしている。


ちなみにエルフィンドは見た目は若いがエルフであり、結構長いこと生きているとのこと。


年齢は怖くて聞けていない。


「それはそうと・・・。働いてばかりですね」


「休暇ならステーションに行くときに十分貰っているけど?」


「いやいや。どうせなら皆で遊びに行きたいなと思って」


「は~い。なら提案があります」


そう言ってハルカが元気に手を挙げる。


「いい案があるの?」


「暇だから、色々調べてたんですよ。ハーリー星で色々体験できるみたいなのでどうですか?」


「例えば?」


「今、データを送りますね」


俊達は送られてきたデータを確認する。


ハーリー星はテラフォーミング済みで海や山のレジャーが出来る星として開発されているようだ。


技術の進んだ宇宙でも、実際に降りられる星というのは貴重な存在で富裕層に人気があるとのこと。


だが、ハーリー星系は端にあることもあり、足を延ばす人は少ないようである。


「う~ん・・・。まぁ、いいんじゃないかな」


俊としては反対する理由がない。


問題はその間の艦をどうするかだ。


さらに詳しく調べていく。


明石は万能工作艦という名の通り惑星降下も可能なようだ。


流石に全ての艦を惑星に降下させるわけにはいかないので、明石以外の艦は軌道上で待機させるしかないだろう。


ロックをかけておけば盗難にあうこともない。


「海上に明石を降下させて、他の艦は軌道上で待機かな」


「それが現実的ですかね?」


「よぉし。決定。必要な物はハーリー星で買えるみたいだし、全員に連絡を入れますね」


そう言ってハルカは端末を操作しはじめた。


「惑星に降りるのは久しぶりだなぁ」


「エルはそんなに長いこと宇宙にいるの?」


「惑星に降りると色々お金がかかるからね」


「なるほど・・・。確かに惑星に降りるたびにこれだけお金がかかったらね」


俊は施設の利用料を見て納得した。


人数も多いので孤島を1つ丸々借りる手続きをする。


手続きはすぐに終わり、従業員が全員が明石に乗り込んだのを確認してハーリー星に向け移動を開始した。


ステーション生まれという子も多いようで、惑星に降りられると聞いて皆、喜んでいた。

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