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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第七十一話

数日が経ち、軽巡洋艦1艦と駆逐艦10艦の改造作業が終了した。


アカネが宇宙生物のいる宙域に索敵艦と護衛を引き連れ待機している。


ワープ装置の試運転をするのはハルカの予定であったが、謹慎中である為、フィーネに担当が変わっている。


俊としても興味があったのだが、何が起こるかわからないからと今回もお留守番である。


俊の目の前でフィーネの指揮する艦隊はワープしていった。


待機していたアカネからすぐに連絡が入る。


多少の誤差はあれどワープ自体は成功とのことだ。


ハーリー星系には通常航行で戻ってくる予定になっているため、しばらく2人とはお別れだ。


指令室を見渡せばエルフィンドが何やらスクリーンを見て考え込んでいる。


「エルフィンドさんは何を見てるの?」


「エルでいい。銀河帝国艦隊の装備リストをね・・・。これだけ色々選べると逆に悩むわ」


「前はどういう艦に乗ってたんですか?」


「突撃艦よ」


「突撃艦ってまた、変わった艦を・・・」


突撃艦とは高速で敵艦に突っ込んでいき近接戦闘を仕掛ける艦だ。


銀河帝国艦隊では危険度が高く、全ての突撃艦が退役済みである。


「いやぁ。やっぱ持つなら突撃艦、一択でしょ」


どうやらエルフィンドは突撃艦を造るつもりのようだ。


好きな艦を造っていいと言った手前、反対するのも難しい。


俊は黙って、シミュレーターを起動して突撃艦の可能性を検証することにした。






シミュレーターの結果は何とも言えない結果になった。


正規艦同士での戦闘では撃墜数が跳ね上がるものの、宇宙生物相手であれば有効であるという数字が出た。


「う~ん・・・。やっぱり突撃艦はやめません?」


「え~。なんでよ。せっかく最高傑作が出来たのに」


そう言って、エルフィンドが突撃艦のデータを送ってくる。


「これはまた・・・。色々やりましたね」


「既存の突撃艦とは別物だと自負しているわ」


俊は送られてきた突撃艦でシミュレーションをしてみる。


すると、正規艦相手にも物凄いスコアを叩き出した。


エルフィンドが「どうよ」と言わんばかりに胸を張っている。


「わかりましたよ。許可しますから・・・。でも、無茶だけはしないでくださいね」


「うん。絶対役に立ってみせるからね」


今現在、エルフィンドは戦闘技術を教えてくれているが特定の仕事をしているわけではない。


他の従業員達が働いている中、役割がなかったことで気を使わせてしまったようだ。


突撃艦が完成したら、エルフィンドには積極的にパトロールを任せるのもいいのかもしれない。

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