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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第六十九話

俊は従業員全員を病院船に集めていた。


「さて、海賊騒ぎで遅れたけど全員の健康診断をはじめようか」


ハルカが代表して質問する。


「健康診断って必要?」


「えっ?宇宙だとやらないの?」


「基本的に病気になんてならないからね」


「そうそう。ナノマシン接種してたら平気だよね」


「へぇ~。宇宙って凄いんですね」


楓が感心したように言う。


「まぁまぁ。いいじゃない。ナノマシン接種してても絶対じゃないんだから」


エルフィンドがそう援護する。


「じゃぁ。言い出しっぺの俊さんからはじめましょう」


「どうすればいいの?」


「服を脱いで、そこのカプセルの中に入ってください」


「服を脱ぐのはいいんだけど、全員なんかこっち見てない?」


「見てないですって。恥ずかしがってないで早く入ってください」


男は度胸だ。


俊はささっと服を脱いでカプセルの中に入る。


「はい。気を楽にしてください。すぐ終わりますからね」


カプセルからはぴっぴっと機械音がしている。


「ええっと・・・。数値は正常ですね。次は・・・。閲覧不可・・・。プロテクト?」


自動的にカプセルが開き俊は素早く衣服を身につける。


「何かあった?」


「数値は正常だったんですけど、一部プロテクトがかかっていて見れませんでした」


「どういうこと?」


「俊さんってナノマシンの摂取を受けたことあります?」


「記憶にないかなぁ・・・」


「でも、結果はナノマシンを摂取したそれでした」


そこでハルカがあっと声を出す。


「俊のお父さんとお母さんのことを考えると・・・。接種していてもおかしくないんじゃないかな?」


可能性としてはありうる。


人生で一度も病気になったことがないことも考えると知らないうちに接種していてもおかしくはない。


そこにAIが連絡が入る。


「マスター。接近する艦があります」


「識別は?」


「銀河帝国艦隊の輸送艦です。通信入ります」


「こちら、銀河帝国艦隊所属輸送艦コールブランドです。俊・マーキュリー様はいらっしゃいますか?」


「僕が、俊・マーキュリーです」


「アルシェント様からお荷物をお預かりしております」


「母さんから?何だろう・・・」


「どちらにお届けすればいいでしょうか?」


「ええっと・・・。とりあえず指定した大型輸送艦にお願いします」


「了解しました」


コールブランドは指定した大型輸送艦にピタリと止まる。。


俊も立ち合いと荷物を確認する為に、大型輸送艦に移動する。


「規則ですので本人確認のために血を一滴いただけますか?」


「はい」


俊は指に針を刺して血を垂らす。


「はい。ご協力ありがとうございます。本人確認ができましたので作業に入らせていただきます」


そう言うと輸送艦コールブランドから小型機が次々に大型輸送艦に荷物を運び入れていった。

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