表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/73

第六十八話

「いやぁ。勝ちましたね」


「勝ちましたね。じゃないわよ。ハルカ、あんたねぇ・・・」


「えっ?何か問題ありました?」


「大ありでしょうが。あの状況で突っ込む必要なんてなかったじゃない」


「えっ~。戦艦を落とすにはあれが一番早かったので・・・」


最後は小声だ。


「まぁまぁ。無事だったからいいじゃないですか」


「楓もお疲れ様。いつ見ても見事な戦闘機の運用だったわ」


「あぁ・・・。言い争っているところ悪いが、手伝ってくれないか?」


今、アズマ達は倒した海賊艦隊の回収をしている。


それは、他の冒険者も同じだ。


「は~い。すぐ行きます」


「お仕事。お仕事っと」






明石の指令室で映像を見ていたエルフィンドは思わず呟いた。


「あんた達なんなのよ・・・」


「あはは・・・。人に無茶するなって言っといてあれはないな」


ハルカの突撃には正直ヒヤリとさせられた。


カタログスペック上は問題ないとはいえ、心臓に悪い。


「ふぅ。とりあえずジョーンズは討伐されました。エルフィンドさんはどうします?」


「どうしますって言われてもねぇ・・・。乗ってた艦はなくなちゃったし廃業かしらね」


「それなら、提案があるんですけど」


「提案?」


「エルフィンドさん。よかったらうちで働きませんか?」


「雇ってくれるの?」


「えぇ。A級冒険者としての貴方の実績なら大歓迎です」


「それ嫌み?私、貴方達が簡単に倒したジョーンズに負けてるんだけど」


「あれは、物量で押しつぶした部分もあるので・・・。貴方の技術をうちの子達に教えていただけませんか?」


「そこまで言うなら引き受けてあげる」


「ありがとうございます」


「我儘を言って悪いけど、専用艦を造ってくれると嬉しいのだけどね」


「それなら、安心してください。大抵の艦なら用意できると思いますよ」


そう言って、俊はデータをエルフィンドに送る。


「ええっと・・・。えっ?嘘でしょ・・・。なんで、正規軍の最新技術まであるのよ!」


「ちょっと、特殊な生まれでして・・・」


「特殊って・・・。まぁ、いいわ。お金さえ払ってくれるなら頑張らせてもらうわ」


「よろしくお願いします」





海賊艦の回収作業を終え、ハルカ達が帰還した。


「皆、お疲れ様」


「蓋を開けてみれば大したことありませんでしたね」


「いやいや。ハルカはしばらく謹慎ね」


「まぁ・・・。そうなるわよね」


「うんうん」


全員の承諾を得て、ハルカの処分が決まった。


「改めて紹介するね。A級、冒険者のエルフィンドさん。うちで働いてもらうことになったから」


「よろしく」


「よろしくお願いします」


こうして新たにエルフィンドが仲間に加わった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ