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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第六十七話

アカネの指揮で出撃した面々は包囲網を敷く。


とはいえ、現有する戦力では完全な包囲は不可能だ。


なので、ステーション方面にだけ穴を作った。


各艦が位置につき、アカネから作戦開始のGOサインが出る。


宇宙海賊の索敵艦がこちらの艦を探知したのか逃げるような動きを見せる。


統制を保ったまま、宇宙海賊は唯一の穴であるステーション方面に進んでいく。


だが、宇宙海賊はすぐに動きを止めた。


その理由は簡単だ。


その穴は罠であったのだ。


アズマをはじめとした集められるだけの冒険者にステーションの防衛艦隊が待ち構えていた。


アズマが強制通信で勧告をする。


「宇宙海賊。ジョーンズ。年貢の治めだ時だ!」


「うるせぇ。そっちがその気なら本気で相手してやらぁ」


激しく言い争いながら海賊艦隊とそれを討伐しようと集まってきた艦の距離が縮まっていく。


最初に戦端を開いたのはシオンの率いる駆逐艦だった。


最大射程でミサイルを容赦なく発射する。


海賊艦隊はそれに気づき迎撃してくるが全方位を警戒しなければならない状況だ。


ミサイル数発が海賊艦隊の駆逐艦に命中する。


それにフィーネ、アカネの率いる駆逐艦が続く。


射程に入るとミサイルを容赦なく発射する。


「てめぇら。高価なミサイルをバンバンと撃ちやがって・・・」


ミサイルというのは宇宙においても非常にいいお値段がする。


宇宙海賊を相手に大判振る舞いなんて普通ありえない。


また、ジョーンズ率いる海賊艦隊にミサイルによる被害が出る。


「こうなりゃ、自棄だ。てめぇら。こっちも撃ち返してやれ」


返礼とばかりに海賊艦隊からもミサイルが発射されるが各艦隊は、落ち着いて迎撃する。


各艦はさらに距離を詰めていく。


駆逐艦が突出する形でレーザーとレーザーの撃ちあいになる。


防御用のドローンが相手のレーザーを防ぎ一方的に攻撃を海賊艦隊に被害を与え続ける。


そして、楓の指揮で密かに発艦した戦闘機部隊が海賊艦隊に殺到した。


弾幕で撃墜される戦闘機もでるが、海賊艦隊は急速に戦力を減らしていく。


それを見ていたアズマは思わず口を挟む。


「おいおい。牽制だけでいいとは言われたが、これは・・・」


蓋を開けてみれば圧倒的な蹂躙。


賞金首といえど、ジョーンズに同情するしかない。


「さて、最後の仕上げですね。我に続け!!」


ハルカが乘る戦艦が主砲を発射しながら突っ込んでいく。


ハルカの率いる駆逐艦は5艦と数は少ないがは改装され出力の強化された駆逐艦だ。


強化された駆逐艦は戦艦に遅れることなく突っ込んでいく。


海賊艦隊は混乱していた。


だが、ジョーンズの乗る戦艦はよく対応した方だろう。


突っ込んだハルカの乗る戦艦に主砲を向け、発射した。


だが、ハルカの乗る戦艦はあり得ない機動を取り、ジョーンズの乗る戦艦に至近距離から主砲をおみまいする。


宇宙海賊ジョーンズは宇宙の星となった。


指揮する者を失い、陣形をズタズタにされた宇宙海賊は圧倒的な戦力差ですり潰された。

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