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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第六十四話

ホテルの会場を借りて、新たに雇うことになった100人に説明会を開く。


楓とハルカは1日で何とか復帰してくれて助かった。


「改めて、皆さんを雇うことになった俊・マーキュリーです」


マーキュリーと名乗ると会場がざわざわとざわつく。


「皆さんには、宇宙での採掘作業に宇宙海賊や宇宙生物との戦闘をしてもらう予定です」


事前に説明はしていたが不安そうな顔をしている人が何人かいる。


ハルカが言葉を引き継ぎ説明する。


「基本的にAIに指示を出すだけですので安心してください。ですが、宇宙に絶対という言葉はありません」


出来る限りの安全策は取っているが、それでも安全と言い切れないのが宇宙空間だった。


俊は全員を見た後、言い放つ。


「条件は出来るだけ整えたつもりですが、不服のある人は今のうちに申し出てください」


誰も何も言ってこない。


ここにいる人たちは生活に困っている人達だ。


給料も十分支払われる。


俊が提示した条件よりいい条件はなかなかないだろう。


「何もないようなので契約に移りましょう」


俊は端末を操作して雇用の契約書を送る。


この場にいる全員が契約をしてくれた。


「さて、難しい話はなしにして食事にしましょう」


俊がそう言うと、自動機械が入ってきて次々に料理を運んでくる。


最初は戸惑っているようだったが、1人が食事に手をつけると次々に口にしている。


「美味しい・・・」


会場費に食事代、中々いい額がかかったがこれぐらいは今の収入なら何の問題もない。


親睦を深められるなら安いぐらいだ。


俊、楓、ハルカは新しく雇った子達の間をまわって、積極的に交流をはかる。


俊が近づくと警戒する子もいるが、少しずつ距離を縮めればいいだろう。






食事も終わり、全員で大型輸送艦に乗り込む。


大量の荷物を持っている子もいるがスペースは余っているので問題ない。


全員が乗り込んだことを確認してステーションを後にした。


明石の泊っている宙域につくと、駆逐艦と軽巡洋艦の哨戒部隊に出迎えられた。


フィーネから通信が来る。


「おかえりなさい」


「ただいま。問題はなかった?」


「はい。報告するようなことは特に何も」


ラグはあるが端末でも通信できるので報告がなかった時点でわかっていたが、お約束という奴である。


「新しい子達の受け入れ準備はできてますよ」


前にも大人数を迎え入れた経験からサポート体制もできている。


本人の希望を受け入れつつ新人の子達は各作業に割り振られていった。


俊は明石の指令室に戻ると、所有する艦の所有権を皇家に切り替えた。

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