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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第五十三話

「それで、こっちにはどれぐらいいられるんだ?」


「1週間ぐらいだな。もうちょっと情勢が落ち着いてくれたらまた会いにくるよ」


「言ったな?約束だぞ」


「昼はどこかに食べに行こう」


「おっ。いいな。焼肉なんてどうだ?」


「行こう行こう」


チェーン店ではなく高級な焼肉店に入る。


「おい。金が・・・」


楓のお父さんは悲鳴を上げている。


「料金はこっちで持つから心配しないでくれ」


「そうか?」


「お客さん。お席にご案内します」


座敷に案内される。


母さんと父さんは戸惑うことなく次々メニューを頼んでいる。


最初に頼んだお酒が届いたので、大人組は乾杯してお酒を飲み始めた。


すぐに肉もやってきて俊は焼き役に徹する。


焼く先から、肉がなくなっていく。


楓の家族はよく食べることを失念していた。


端末を操り、追完の肉を頼む。


料金は中々恐ろしい。


が、父さんが払うのだし気にしなくていいだろう。


途中で母さんが焼き役を変わってくれたので俊も肉に手を伸ばす。


お高い店であり高級肉は美味しかった。


それぞれ満足して店を後にする。


ここで一度解散だ。


母さんが話しかけてくる。


「俊。買い物に行くわよ」


「わかった」


母さんは基本的に手料理にこだわる人だ。


荷物として同行させられるのはいつものことで慣れたものだ。


母さんは主婦として能力を発揮して様々な店に突撃していく。


安く、いい品質の商品を選ぶのは一種の戦場だ。


俊はついていくだけだが、既に両手には戦利品でいっぱいだ。


「母さん、そろそろ・・・」


「あら、久々の買い物が楽しくて」


俊の状況を確認して母さんはようやっと止まった。





家に戻ると父さんが何やらボックスを用意して待っていた。


「食料はここにれてくれ」


「これは?」


「宇宙式の冷蔵庫ってところかな、鮮度を保ってくれるんだ」


俊は何となく理解した。


100年分の食料や水を保存できるのだ。


そう言った物があっても不思議ではない。


「さて、私は料理するから、2人は休んでて」


「うん」


母さんの趣味の1つは料理を作ることだ。


母さんは上機嫌でキッチンに向かった。


「それで、明石の調子はどうだい?」


「ずっと、お世話になってたし不満はないよ」


「そうか?アップデート計画とかも色々建ててたんだがな」


「アップデート計画?」


「データを見てみるかい?」


「うん・・・」


俊はデータを確認して驚く。


今まで製造不可となっていた技術関係が解禁されていた。


まず大きいのはワープ機関の製造だ。


これだけでも大幅に活動領域が広がる。


限られた艦にしか装備できないと言っていたが、いいのだろうか?

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