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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第四十八話

俊はこの機会に気になっていたことを母であるアルシェントと父であるカールに聞いてみた。


「そう言えば、宇宙生物って結局、何なんですか?」


「そうねぇ・・・。色々、研究はされているけれど謎なのよね」


「そうだね。放置していると襲ってくる害獣。でも、戦力を整えられるなら、お金になる便利な生物って感じかな」


まぁ、わからなくもない。


宇宙生物の遺体は驚くぐらい高額な値段で売れた。


お金に困っているわけではないが、狩れるなら積極的に狩っていきたい。


「っと・・・。そろそろ、目的地ね」


話している間に、目的の宇宙生物の巣に着いたようだ。


「ふ~ん・・・。中々の規模ね」


「あの数を本当に倒せるの?」


「まぁ、見てなさいな」


そう言うと母であるアルシェントの雰囲気が変わった。


「全艦、主砲へのエネルギー充填開始!」


「主砲、エネルギー充填開始します」


少し離れた位置で待機している、俊の乗る大型輸送艦のレーダーが、母であるアルシェントの率いる艦隊の出力上昇を知らせてくる。


「主砲への充填、80%・・・。100%。エネルギー充填完了」


「全艦、主砲発射!続いて、ミサイルを発射せよ!!」


高出力の主砲が宇宙生物に襲いかかる。


さらに、追い打ちをかけるようにミサイルが撃ちこまれる。


それだけで、かなりの数の宇宙生物が倒された。


「宇宙生物、こちらに突っ込んできます」


「全艦、突撃体制に移行せよ」


そう指示が出ると、座乗艦を先頭に陣形が変わっていく。


「全艦。位置につきました」


「全艦。突撃せよ。我に続け!」


そう言うと、座乗艦が真っ先に宇宙生物の群れに突っ込んでいく。


その威力はすさまじく、まさに蹂躙といってよかった。


そのまま、宇宙生物をの群れを貫く。


かなりの数の宇宙生物がいたのに、ほとんどが倒されていた。


「各艦。反転せよ」


素早く、突撃を終えた艦が反転していく。


「個々に撃ち漏らしを撃破せよ」


そう指示が飛ぶと、各艦が個々に宇宙生物に襲いかかる。


宇宙生物の群れはあっという間に全滅した。






「母さんすごいですね」


「まぁ、こんなものよ。ぼさっとしてないでこっちにきなさい」


「はい・・・」


つい癖でそう返事をしてしまう。


この雰囲気の母さんに逆らってはダメだと経験則で知っているのだ。


俊が大型輸送艦で到着すると、回収部隊が展開しており、次々に宇宙生物の遺体が運び込まれてくる。


「ねぇ。父さん・・・」


「何だい?」


「何か手慣れすぎてない?」


「あぁ・・・。うん。母さんだからね」


その言葉で妙に納得してしまった。

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