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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第四十二話

第5戦目は3時間の休憩の後に行われる。


俊達はこの時間に、食事をしようと、食堂に集まっていた。


それぞれが好きな料理を頼み、自動調理機が用意してくれる。


俊はハンバーガーを選んだ。


どうやら、楓はオムライスを頼んだようだ。


「宇宙でオムライスが食べれるなんて・・・」


オムライスは楓の大好物だったりする。


「ここが特別なだけよん。普通はこんなに充実してないわん」


「そうですよ。奴隷時代なんて、レーションと水だけでした」


「うへぇ・・・。もう、レーションはやだ」


監禁中に出された食事は、レーションだけだったらしいので、変なトラウマになっていなければいいけど・・・。


「冷めないうちに食べましょう」


「そうね。出来立てが一番だもん」


それぞれ、料理に手をつける。





食事を終え、俊は作業中の工作機や採掘機のデータを確認する。


AIが何も言ってこないところを見ると、問題は起きてないのだろうが、全体の把握をしておくことは重要なことだ。


現在は、大型輸送艦2艦がステーションでの取引中。


残りの大型輸送艦3艦は明石より少し距離を取って、採掘作業中だ。


明石の工作機械は現在、戦艦を建造中しており、他の工作機械は重巡洋艦と軽巡洋艦を建造している。


それとは別に、宇宙生物がやってきたと思われる方向に、探索艦を中心とした調査艦隊を派遣している。


調査の結果によっては、宇宙生物の討伐艦隊を派遣する可能性もある。


調査結果が出るのはスペースウォーの決勝戦が終わった後なので、その間に出来るだけ、戦力を整えるのが現在の方針だ。


ステーションの方も順調に成長しているようで、資源を売りに行った従業員は、行くたびに新しい施設が出来ていて楽しんでいるようだ。


食料と水の備蓄はまだあるが、定期的に資源を売りに行った従業員に補給も頼んでいた。


食料用のプラントが増え、補給できる食料の種類は少しずつ増えている。


資金には余裕があるのでステーションに投資しないかという話もあるようだが、今のところは保留だ。


俊としては、色々な場所を巡ってみたいのだ。


それに、楓の家族の問題もある。


強制的に攫われてきた楓の家族は今頃、心配しているだろう。


なんとかして連絡を取りたいと考えているが、それが中々難しい。


マーキュリー家の専用回線で、父であるカールには相談しているが、返答はきていない。


あの父のことだから、放置しているとは思わないが親族の関係で身動きがとれないのかもしれない。


何にしろ、返答待ちだ。

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